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ハイエイタス・カイヨーテ周辺の音風景と『Love Heart Cheat Code』に繋がるプログレッシヴなソウル~R&B作品

30/70 『Art Make Love』 Energy Exchange/ASTROLLAGE(2023)

ハイエイタスとも縁深いメルボルンのソウル/ジャズ・コレクティヴによる現時点での最新アルバム。神秘的でオーガニックな意匠と鮮烈な歌唱、ブロークンビーツなどの多彩なリズム・アプローチを融合したフューチャー・アート・ソウルの快作だ。

 

ALLYSHA JOY 『The Making Of Silk』 First Word/Pヴァイン(2024)

9月のリリースながら……30/70のヴォーカリストとしても知られるアリーシャのソロ3作目は、先行カットの“Raise Up”や“Stay”を聴く限り今回も期待できそう。ネイのソロ作にも名を連ねたジェイス・エクセル、さらにオスカー・ジェロームも参加!

 

HANNAH MACKLIN 『Mu』 Hope Street(2023)

BIGYUKIとの共演歴もある彼女はジャズを主軸に活動してきたブリスベン出身の鍵盤奏者/シンガー。冒頭から“Mono No Aware”を聴かせるこのエクレクティックな初ソロ名義作では、ハイエイタスからサイモンとポールが演奏に参加している。

 

THE CHARLES GÉNE SUITE 『Suite Nites』 The Géne Suite/Paraphernalia(2023)

南アフリカはヨハネスブルグを拠点とするソウル・コレクティヴが多くのシンガーやラッパーを迎えて作り上げたファースト・アルバム。ジャズやアフロが絡み合うスムースな聴き心地には、ハイエイタスやムーンチャイルドに直結する美点がある。

 

TANK AND THE BANGAS 『Red Balloon』 Verve Forecast/ユニバーサル(2022)

音楽性は違うものの、メンバー編成や折衷的な音世界も含めてハイエイタスと並記されることの多いNOLAのバンド。ここでもビッグ・フリーダとのバウンスからタンクの歌心をまっすぐ注ぐオーセンティックなソウルまで懐の深さが堪能できる。

 

MOONCHILD 『Starfruit』 Tru Thoughts/BEAT(2022)

人気トリオが初めてゲストを迎えた最新オリジナル作。レイラ・ハサウェイやラプソディ、タンク&ザ・バンガズら多彩な演者の持ち味を野心的に作風の幅に取り込んでいる。グラミーの〈最優秀プログレッシヴR&Bアルバム〉部門にノミネートされた。

 

MARGARIDA CAMPELO 『Supermarket Joy』 Discos Submarinos(2023)

ポルトガルのシンガー・ソングライター/マルチ奏者がブルーノ・ペルナーダスと紡いだ未来的で上質な逸品。鍵盤が映えるネオ・ソウル調の“Faz Faísca e Chavascal”や“My Girl”感もある“Aura de Panda”などはハイエイタス好きにも推薦!

 

YAKUL 『Gravity Pulls You Home』 Pヴァイン(2024)

インコグニートやエドブラックとも共演するジェイムズ・バークリーを擁し、ハイエイタスを引き合いに出されてきた英ブライトンのバンド。8月に届くこの新作でも“Only”を筆頭にシンセの浮遊感をキーにしたフューチャー・ソウルを聴かせてくれる。