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KINCHAN

自分たちらしいデカい花

――そして、感情を揺さぶる系の名曲“八日目の朝”が続きます。

プー「大好き(笑)」

SU「この曲はホントに私も好きで、凄いカッコイイ曲です。蝉って1週間しかタイムリミットがないけど、その寿命を越えての“八日目の朝”っていうタイトルで。サビで大きく羽根を震わす振りがあるんですけど、最後にみんなが倒れてって、パッて起き上がるところで、蝉ってこんなふうに死ぬのかな?って思って」

プー「カッコイイし、振りがすっげえ激しくて。サキちゃんが私たちを殺しにきてる(笑)」

SHELL「いや~、過去イチだよね」

SU「SHELLさんとダンス練習一緒に入ってもらった時に〈1番、2番、ラストで動きが同じに見えるから変えたほうがいいよ〉ってよく言ってもらってて、それが私はあんまりできてないんですけど、この“八日目の朝”は歌詞に入ってる寿命のタイムリミットを振りに置き換えて毎回違う気持ちの自分で踊れるから、それを伝えられるのが楽しいし、この曲をやるとドキドキします」

BAN「限られた命のなかで〈何を証し何を叫ぶか〉って問われている曲で、〈どんな姿でも私は私だ どんな形でも私は私だ〉っていう最初のフレーズが好きです。私は自分の嫌なところってけっこうあるし、みんなもあると思うんですけど、別に自分じゃない人にはなりたくないし、自分は自分を生きたい。歌詞に〈震わせろ DIRTY羽根〉って何度も出てくるように、私も自分の泥だらけかもしれない羽根を思いっきり震わせて生きていきたいなって。そういう気持ちにさせられる曲です」

プー「私たちって明日も生きるって勝手に思ってて、たぶん1週間後も生きてるって思っちゃってるし、PIGGSが1週間後も来月も来年もあるってどこかで思っているけど、状況で言ったら蝉と変わらんっていうか。だから後悔のないように、この蝉ちゃんみたいに必死で生きていきたいし、〈明日死んだら後悔が残るよな〉〈まだまだやれんじゃん〉って思いました」

――そしてラストはEPの中で最初に披露した“ラフレシア”です。

KIN「スタッフさんもぶーちゃんズもみんな含めて、PIGGSはここからやっていくぜっていう覚悟の一曲です。ラフレシアって咲くまで時間がかかるし、匂いもキツい花だけど、PIGGSってバラとかチューリップではないというか(笑)。私は最初にデモを聴いた時に〈年月かけても自分たちらしくデカい花を咲かせていこうよ〉っていうRyanさんのメッセージなのかなっていうふうに受け取りました」

――KINCHANの加入当時の“I CAN’T BE”でも〈半人前だけど集まればラフレシア〉と歌われてましたが、その時はどういう意味合いだったんでしょう?

プー「その時はラフレシアにそんな焦点当ててなくて、〈集まったら大きい花になるだろう〉ぐらいの感じだったかも(笑)。この曲は、ぶーちゃんズに向けたラヴレターみたいな曲が欲しいってRyanに話して、〈こういう気持ちなんだよね〉って伝えて歌詞を書いてもらいました」

BIBI「ラフレシアって見た目はグロいけど逆に私は好きな花で、凄い好きな曲です。私はダンスが苦手で振入れの時はつらい気持ちになることもあるけど、これは振入れや練習から楽しい気持ちが強くて、初披露した時も凄く幸せでした。その幸せな気持ちをライヴを通じてみんなでどんどん大きくしていきたいです」