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キラ・メイ

刹那の雰囲気

――それに対して2曲目の“一夏”は雄之助さんによる幻想的な曲です。こちらは一足先に先行配信もされましたね。

ナルハ「これも凄く夏っぽい曲で、歌詞もストーリー性がある、頭から最後まで物語のような内容になっていて。騒がしいお祭りのイメージよりは、いままでにない、ちょっと静かな夏みたいな雰囲気の曲です。リリースのタイミングともめちゃめちゃ合ってていいな~って思います」

メイ「いつもはメンバーの作詞も多いので、自分たちのことを歌ったりとか、遊び人に向けた内容の曲が多くて、この“一夏”みたいにストーリーがある曲をやったことがあんまりないから、楽曲への理解を深めるために、みんなでどういう内容なのか考察をしたりしました。Aメロから順番に〈ここではたぶんこういうふうに思ってて〉みたいに主人公の気持ちを辿っていって、そうやって歌詞や曲への理解もみんなで深めながらマイカも振付けを考えてくれて、いままで以上に踊るパートも多かったりするので、ちょっと違うギャンパレがライヴでも届けられたらいいなって思います」

ノン「ちょっと難しい音っていうか、あんまり馴染みのないサウンドだったんですけど、マイカが凄くかっこいい振りを作ってくれました。ドロップの部分とかもずっと悩みながら、凄く気持ちいい音ハメの振りを考えてくれたり、この大人数だからできるような魅せ方もたくさんあって、またパフォーマンスの幅が広がりそうだなって」

ベビ「冒頭で〈夏枯れて〉って歌っている通り、夏は夏でも、夏の終わり頃みたいな、終わりかけの生ぬるい暑さと、でもちょっと涼しい夜みたいな儚さを感じるなって思ってて。MVのイメージのせいかもしれないんですけど、花火が打ち上がって終わるまでの刹那みたいな……」

ドク「いつ覚えたん? そんな言葉(笑)」

ベビ「刹那の雰囲気というか、ちょっと切なさみたいなものも個人的に感じていて。“Peace☆超パニック”とはまた違った夏って感じです」

キャ・ノン
チャンベイビー

――MVも綺麗な映像で、いつものトーンとは違う幻想的な雰囲気に仕上がっていていいですね。

ナス「はい。MVは浅草の花やしきとスタジオで撮影しました。あと、メリーゴーラウンドで花火してるシーンは千葉の山奥で撮っていただいたので、花やしきの中で花火はしていないです(笑)」

――安心しました(笑)。ライヴ・パフォーマンスでの披露はこちらのほうが先になるんですね。

月ノ「はい。マイカがつけてくれた振りがすっごい好きで、私。“Peace☆超パニック”は音源をいただいてすぐにライヴでやる姿が想像できたけど、“一夏”はマイカに振入れしてもらってやっとライヴでやるイメージができた感じなので、ライヴで観ていただけたらもっとかっこいいイメージに変わっていくんじゃないかなって思います。構成がめっちゃ凝ってて、みんなでやる系っていうよりかは、魅せる系に仕上げてくれたので、またひと味違ったギャンパレを見てもらえるかなと思っております」

ココ「ダンサブル系でムズいんですよ」

ベビ「やばい~」

ドク「天才的音ハメのところな」

月ノ「息できない」

メイ「あそこは集中するからね(笑)」

マイカ「夏の終わりのムードだから、暑苦しいのも違うし、メンバーで考察した時にも〈恋が終わってしまったけど、強い意思がある女の子〉〈過去の自分を見下しながら〉みたいなイメージを共有して、わかりやすくノリノリにやるっていうよりは、青い炎みたいな、冷静だけど熱く踊るみたいな振りがいいかなって。ツアー中にずっと〈どうしよう、どうしよう〉って言いながら作っていたんですけど、けっこうお気に入りになりました(笑)」