デビュー15周年イヤーに突入、47都道府県を回る全国ツアーの真っ只中に届いた10作目。無骨なギター・リフに乗せて感謝を口にする“ありがとう”、ストリングスとパーカッションに彩られたラヴソング“4EVER”という冒頭の2曲から今回の節目を機にファンに向けて綴られたラストの“Song 4 You”まで、バンド人生のこれまでとこれからを祝福するような構成が何とも清々しい。青く疾走する“Greatest World”やラップ調も交えた“Continue”、小気味良い“よくないね”といったポップ・サイドも垣間見せつつ、時代ごとのロック・クラシックをパワフルに、レイジーにモダナイズしていく本領のブレない進化がここに。