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グレイシーの過去作と敏腕アーロン・デスナーの近年の仕事

GRACIE ABRAMS 『This Is What It Feels Like』 Interscope(2022)

恋仲のブレイク・スラットキンらがプロデュースした初EP『Minor』に続き、こちらのセカンドEPではアーロン・デスナーが4曲の制作に初参入。感傷的な歌世界を極めて簡素なアコースティック・サウンドで支えている。

 

GRACIE ABRAMS 『Good Riddance』 Interscope(2023)

全曲がアーロンのプロデュースとなったファースト・アルバム。破局や心の揺れをウィスパー歌唱で綴った内省的な作風と引き算の意匠が絶妙な統一感を生んでいる。“Right now”はブライアン・イーノとの共作!

 

THE NATIONAL 『Rome』 4AD(2024)

アーロンとブライスのデスナー兄弟を擁するバンドの最新リリースは、イタリアはローマで行った公演の模様を収めたこちらのライヴ・アルバム。なお、もともとグレイシーは12歳のころからナショナルのファンだったそう。

 

ED SHEERAN 『Autumn Variations』 Gingerbread Man/ワーナー(2023)

同年の『- (Subtract)』でも全編を手掛けたアーロンは、続く本作でもエドとほぼ全曲を共作/プロデュース。ナショナルからはブライスとブライアン・デヴェンドルフも招かれ、ウィルコのグレン・コッチェらも演奏に参加している。

 

NANNA 『How To Start A Garden』 Republic(2023)

アイスランドから登場したオブ・モンスターズ・アンド・メンのヴォーカリストによるソロ・デビュー作。ボン・イヴェールなどを好むという彼女の志向も反映し、アーロンは“Crybaby”など3曲のプロデュースを担当している。

 

HAYDEN 『Are We Good』 Arts & Crafts(2023)

カナダのオルタナ・カントリー/フォーク系シンガー・ソングライターによる作品で、アーロンは“We Danced”と“It’s Just Me”の2曲を制作。後者など数曲をナショナルのマット・バーニンガーが共作している。

 

TAYLOR SWIFT 『THE TORTURED POETS DEPARTMENT』 Republic/ユニバーサル(2024)

すっかりテイラーのブレーンとして頼りにされているアーロン。役割が後退した『Midnights』を経て、こちらの最新オリジナル作では5曲を主役と共同で制作した。拡張版〈THE ANTHOLOGY〉ではさらに12曲をプロデュース!

 

BLEACHERS 『Bleachers』 Dirty Hit/ユニバーサル(2024)

同じくテイラーの音楽的ブレーンであるヒットメイカー、ジャック・アントノフが率いるバンドのアルバム。テイラー仕事の副産物だったのか、ここに収録された“Hey Joe”ではアーロンも共作者に名を連ねている。

 

BESS ATWELL 『Light Sleeper』 Real Kind(2024)

テイラーをきっかけにギターを始めたというロンドン出身の彼女。この最新作はアーロンが全曲をプロデュースし、ジェイムズ・クリヴチェニア(ビッグ・シーフ)らを演奏に迎えてオーガニックな音世界を構築している。