こんにちは、fhánaの佐藤です! この原稿を書いているのは、2024年も終わろうとしている12月の半ば。今年のfhánaは年始にアジアツアー開催、Billboardツアー、夏には中国ツアーとたくさんの土地でライヴをすることができました。そして5thアルバム『The Look of Life』をリリースしました! 風通しが良くて暖かくて優しいアルバムになりました。それでいて新たな音楽的挑戦もたくさんしている意欲作です。ぜひたくさん聴いてください。そして現在はそのアルバムを引っ提げてツアー中でして、2025年1月13日(月・祝)には、東京にてツアーファイナルがございます。こちらぜひお越しくださいませ!
fhána以外でも、僕の会社〈NEW WORLD LINE〉に新たに加わったnonocと一緒に香港やインド、国内も北海道、大阪、名古屋、いろいろな土地に行くことができました。2025年も精力的に活動して参りますので、これからもますますよろしくお願いいたします。
という感じで、今回紹介する最初の一曲は、KBSNKくんのプロジェクト TEMPLIMEの“ごめんね Feat. 長谷川ねこ”。切ないコード進行とメロディー、かわいくてエレクトロニカのビートとヴォーカルがとても心地よいです。
2曲目はNewspeakの“White Lies”。nonocと行ったインドの音楽フェスでご一緒して、すごく良いバンドで一気に好きになりました。ヴォーカルのReiさんはシアトル出身らしく、歌詞も英語が多いです。意外と日本では珍しいUKロック・サウンドで楽しい曲から泣ける曲までとにかく音楽性豊か。メンバー全員の音楽スキルが高いです。
そして3曲目はnonocの“ドアの向こう”。この曲のリリースに合わせてプライベート・レーベルのNEW WORLD LINEを立ち上げました。その第1弾アーティストになります。作曲編曲は僕、作詞はnonoc本人です。nonocはうちに来る前からすごく良いアーティストだと思っていましたが、実際に活動を共にするなかで、彼女のポテンシャルはまだまだこんなものじゃないと気づき、彼女の歌声の良さを最大限活かそうと思って作りました。今年、地元・北海道から東京へ引っ越して来た彼女の、新生活での期待や寂しさ、でも新しい世界線へ胸を膨らませている、等身大の歌詞もすごく良いです。ニュートラルで深みがある声。アニソン・シンガーの枠を越えてアーティストとして活動を始動したnonocの今後の活躍にぜひご注目ください。
ということで2024年も大変お世話になりました。2025年もますますよろしくお願いいたします。
佐藤純一
kevin mitsunaga、towanaと組んだユニット、fhánaのプロデュースを担当。fhánaでは通算5枚目のアルバム『The Look of Life』(コロムビア)が好評リリース中です。それに伴ってスタートした全国ツアー〈The Look of Life Tour〉も新年1月13日(月祝)に開催される東京・HULIC HALL TOKYO公演を残すのみ。その先の最新情報は〈http://fhana.jp/〉にて!