デビュー60年を突破してなお精力的な、この10年ほどのバーブラ作品を紹介!

新作の前弾にあたる34枚目のスタジオ・アルバムで、ビリー・ジョエルやライオネル・リッチー、ジョン・レジェンド、ジョン・メイヤー、マイケル・ブーブレら各界の豪華な男性パートナーを迎えて全米1位を記録。エルヴィスとの擬似共演も興味深い。

アファナシエフ制作による通算35作目は『Partners』のスピンオフ的な作りで、ブロードウェイのミュージカル名曲をアン・ハサウェイ、ヒュー・ジャックマン、ジェイミー・フォックスら映画俳優たちと披露。全米/全英No. 1を記録する大ヒット作に。

上掲の『Encore』の大ヒットに合わせて行われたツアーから、2016年12月のマイアミ公演の模様を収めたライヴ盤。主演映画/ミュージカルの主題歌などのヒットを惜しげもなく連発した内容で、ジェイミー・フォックスの客演もある。
スタジオ・アルバムとしてはこちらが36作目。社会的なテーマを主軸にした初の作品で、国境に〈壁〉を建設する大統領に真正面から“Don’t Lie To Me”と突きつける。“Imagine”や“What The World Needs Now”などが並ぶ意図は言わずもがな。

レア曲&未発表曲集として異例のヒットを記録した『Release Me』(2012年)の続編。60年代から2010年代までさまざまな局面から楽曲が選ばれ、アファナシエフの未発表曲からウィリー・ネルソンとのデュエットまで聴きどころも多い。

ブロードウェイで活躍していた62年11月にNYのナイトクラブで録音され、そのままデビュー作になるはずが、スタジオ録音作に切り替わったため幻となっていたライヴ盤。スタンダードを溌剌と歌い上げる20歳の勇姿が伝説の始まりを予感させる。

コロムビア在籍60周年を記念し、回顧録の出版とも連動してコンパイルされた一枚。雄大なキャリアを仰ぎ見て彼女自身が選んだ22曲はベスト盤とはまた違う趣で、未発表ヴァージョンも聴きものだろう。

バーブラの主演で83年に公開された映画「愛のイエントル」。こちらは作編曲・指揮をミシェル・ルグランが担当したそのサントラの40周年記念盤となる。ルグランのピアノ伴奏のみで歌うデモなど、自然体のバーブラが垣間見える貴重な音源集だ。
