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bounceの選ぶ2014年の100枚 No.81→No.90

【OPUS OF THE YEAR 2014】 Part.9

OPUS OF THE YEAR 2014
[特集]2014年の100枚+ ~100 ALBUMS YOU MUST BUY~

ゆく年くる年。ゆく音くる音。ゆきゆきて音楽――今年もいい作品は山ほどあったよね!という感慨と共に、この一年も終えることができそうです。でも、新年を清々しく迎えたいなら、これだけは聴くのを忘れちゃダメよ~、ダ(略)

 


 

【81】

tofubeats First Album unBORDE(2014)

 〈インターネット世代〉〈今様のシティー・ポップ〉といったタグ付けはどこ吹く風。メジャー移籍後も森高千里の子藤井隆と組むなど我流を貫き、自身の志向と同時代性との距離感が抜群な楽曲を連発。これが、2014年のJ-Pop。 *土田

 

 

【82】

FKAツイッグスの幻惑的な空気感を支えるトラックメイカーの初作。異形のビートが不規則に蠢く音響空間に革新性を見るにつけ、同時期に13年ぶりの新作を発表したエイフェックス・ツインの登場時を思わずにはいられない。 *土田

 

 

【83】

BARBRA STREISAND Partners Columbia/ソニー(2014)

トニー・ベネット先輩やタメのアレサ・フランクリンらも地力を見せつけた年だったが、やはりこのデュエット盤は極上。童顔やジョン伝説、ビリー・ジョエルらを引き寄せて歌を演じきる凄みにリアル芸能人の怪物ぶりもまざまざと。 *出嶌

 

 

【84】

DINOSAUR PILE-UP Nature Nurture So/A-Sketch(2013)

グランジ人気も追い風に、EPのリリースや〈サマソニ〉出演、本作の日本盤化(UK本国では2013年発表)と大忙しだった3人組。同じ90s回帰なバンド中でもハードな音作りを武器とし、フーファイの後継者が現れた!という印象です。 *山西

 

 

【85】

ゲスの極み乙女。 魅力がすごいよ unBORDE(2014)

シアトリカル&プログレッシヴなダンス・ポップで大躍進した4人組。フロントの川谷絵音は別バンドのindigo la Endと同時にメジャー移籍~SMAPへの楽曲提供など話題続きで、2014年の日本のロック界の顔とも言える存在に。 *土田

 

 

【86】

KINDNESS Otherness Female Energy/BEAT(2014)

インディー・ポップ文脈から登場したホワイト・ソウル紳士の2作目。近年のディスコブギープリンス的なものを滑らかなサウンドで聴かせる趣味の良さは、ファレルでハッピーになった耳にも馴染む。話題のケレラも参加。 *北野

 

 

【87】

寿君 オレノキュウキョク ROCKERS ISLAND/Village Again(2014)

RAYTHUNDERら若手の新作が重なり、活況を呈した関西のレゲエ・シーン。なかでもSPICY CHOCOLATE(第57回グラミー賞にノミネート!)とのコラボで名を上げた彼の素直で伸びやかな歌声は、広く全国へと響いたのでは? *北野

 

 

【88】

MARTER SONGS OF FOUR SEASONS Jazzy Sport(2014)

ポスト・ネオ・ソウル的な素養からボン・イヴェール以降の〈うたもの〉に共振してきた才が、期せずして世のインディー気分に接続した佳品。四季の移ろいを歌った世界がNao'ymtの大晦日盤にも繋がるのは偶然じゃないはず。 *出嶌

 

 

【89】

NICO & VINZ Black Star Elephant Warner Bros./ワーナー(2014)

世界進出曲“Am I Wrong”が英米でヒットし、デヴィッド・ゲッタとも共演したノルウェーの2人組。マジック・システムマリ・ミュージックがポスト・エイコンを狙うなか、アーシーなアフロ・アーバン・ポップでその座に王手! *山西

 

 

【90】

椎名林檎 日出処 ユニバーサル(2014)

2013年からのデビュー15周年企画をセルフ・カヴァー集『逆輸入 ~港湾局~』で締めたと思えば、“NIPPON”でFIFAワールドカップを盛り上げ、トドメは5年ぶりのオリジナル・アルバム。贅沢なポップ絵巻は事変の後の世を照らす。 *北野

  


bounceの選ぶ2014年の100枚

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