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エドを焦らせている(?)次世代のチャートブレイカーたち 

ALEX WARREN 『You’ll Be Alright, Kid』 Atlantic/ワーナー(2025)

YouTubeやTikTokの人気者からブレイクしたカリフォルニアのシンガー・ソングライター。この初作からの先行カット“Ordinary”は本国を含む世界中でNo. 1に輝き、UKではエドの“Bad Habits”が保有する20年代の最長No. 1記録を破った。ゴスペルやカントリーを下地にジェリー・ロールとのフォークまで温かみのある音楽性が魅力だ。

 

TOM GRENNAN 『Everywhere I Went, Led Me To Where I Didn’t Want To Be』 Insanity(2025)

英ベッドフォード出身で、この4作目まで3作連続で全英No.1を獲得している人気シンガー・ソングライター。教会のルーツを活かした爆発的な歌唱力や、ラッパーやダンス系アクトとの共演で足回りを選ばない点もエドに通じる。ウエストライフの『Wild Dreams』(2021年)では揃ってソングライトに参加したエドとニアミスしていた。

 

JAMES MARRIOTT 『Don’t Tell The Dog』 Marriott/AWAL(2025)

もともとYouTubeでの批評やライヴ配信者として名を馳せたスイス生まれの英国人シンガー・ソングライターで、こちらのセカンド・アルバムは全英1位を記録済み。ストロークスやフォールズ、The 1975らの影響を咀嚼した親しみやすいバンド・サウンドが中心で、パーソナルな内容を歌う作風も支持を集めているようだ。

 

CIAN DUCROT 『Little Dreaming』 Polydor(2025)

王立音楽院で学んだ経験もあるアイルランドのシンガー・ソングライターで、情熱的なバラード“I’ll Be Waiting”などのヒットで躍進し、エドの〈Subtract Tour〉でサポートに抜擢された2023年には初作『Victory』が全英1位を記録している。ピアノ+熱唱のイメージから振り幅を広げてみたこの2作目もキャッチーな好曲が並ぶ内容だ。

 

MYLES SMITH 『A Minute, A Moment...』 RCA(2025)

エドやマムフォード&サンズの影響大な英ルートン出身のシンガー・ソングライター。“Nice To Meet You”や“Stargazing”などアンセミックなフォークやカントリーの曲がヒットし、今年のブリット・アワードでライジング・スター部門を受賞した。また、エドの〈+-=÷× 2025 Tour〉でサポートも経験し、さらなる飛躍に期待できそうだ。

 

LEWIS CAPALDI 『Broken By Desire To Be Heavenly Sent』 Vertigo Berlin/ユニバーサル(2023)

感情を揺さぶるソウルフルな泣き節が愛され、英国における単発のヒット規模ではエドを凌いでいるグラスゴーのシンガー・ソングライター。このセカンド・アルバムでは、エドがコライトした“Pointless”を含む3曲が全英No. 1を獲得した。近年は病と闘いながらの活動ながら、6月に久々の新曲“Survive”を全英1位に送り込んでいる。 *出嶌孝次