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IN HIS OWN WORDS
ソングライターとしてのニーヨの活躍ぶりを振り返ると……

 ニーヨのソングライターとしての打率は、特に精力的に書きまくっていたキャリア初期はとんでもない。マリオに提供した“Let Me Love You”(2004年)の大ヒットを受けて、自身のデビューと同時期にはビヨンセの“Irreplaceable”(2006年)まで生み出しているのだ。2007年にはリアーナに“Hate That I Love You”を提供し、彼女には“Take A Bow”(2008年)、“Russian Roulette”(2009年)と代表的なヒットを捧げている。ニュー・キッズ・オンザ・ブロックの名曲“Single”、メアリーJ・ブライジやジャネットのようなトップスター、さらにライオネル・リッチーのような大御所にも曲を書き、新人だったジェニファー・ハドソンにはデビュー・ヒット“Spotlight”を提供。他にもコンパウンドのチーム総出でバックアップしたクリセット・ミッシェルの『Epiphany』(2009年)は全米No. 1を記録した。これらのほとんどはニーヨ本人+サウンドマンといった少人数でのソングライトが中心と思われ、時代の主流が大人数でのコライトとなると必然的にニーヨの出番は減っていくが、それだけに彼が残した実績の凄さは恐るべきものがある。 *轟ひろみ

左から、マーカス・ヒューストンの2003年作『MH』(Interscope)、マリオの2004年作『Turning Point』(J)、ビヨンセの2006年作『B’Day』(Columbia)、ポーラ・ディアンダの2006年作『Paula DeAnda』(Arista)、レオナ・ルイスの2007年作『Spirit』(Syco)、Full Of Harmonyのベスト盤『Last Best To The Future』(ビクター)、リアーナの2007年作の新装盤『Good Girl Gone Bad: Reloaded』(Def Jam)、ジャネットの2008年作『Discipline』(Island)、ジェニファー・ハドソンの2008年作『Jennifer Hudson』(Arista)、アナスタシアの2008年作『Heavy Rotation』(Mercury)、ニュー・キッズ・オンザ・ブロックの2008年作の新装盤『The Block: Revisited』(Interscope)、クリセット・ミッシェルの2009年作『Epiphany』(Def Jam)、メアリーJ・ブライジの2009年作『Stronger With Each Tear』(Geffen)、ファンテイジアの2010年作『Back To Me』、ジャズミン・サリヴァンの2010年作『Love Me Back』(共にJ)、w-inds.のベスト盤『20XX “THE BEST”』(ポニーキャニオン)、ジェシカ・サンチェスの2013年作『Me, You & The Music』(19/Interscope)、セリーヌ・ディオンの2013年作『Loved Me Back To Life』(Columbia)、TLCのベスト盤『20』(Epic)、ラポーシャ・レネイの2017年作『Already All Ready』(Motown)、アン・ヴォーグの2018年作『Electric Cafe』(eOne)、ドニー・オズモンドの2021年作『Start Again』(BMG)