カニエ・ウェスト改めイェのついにリリースされた約4年ぶりとなるアルバム。往時のカニエ作品を想起させるソウル系のサンプリング・サウンドが中心となり、かつてのカニエの代名詞だった早回し使いの“WHATEVER WORKS”やシュープリームスの大名曲をスクリュー気味に引用した“I CAN’T WAIT”などの佳曲が揃う。トラヴィス・スコットやシーロー・グリーン、ジェイムズ・ブレイクらゲストもツボを突いた人選で、なかでも故ロジャーの末裔であるアンドレ・トラウトマンが2曲でトークボックスを披露しているのも印象的。ジャケットには日本の写真家・森山大道の写真が使われている。