ダニー・アヤラやチャーチキのエヴァ・チェンバースなどライヴ・ステージでダダリオ兄弟を支える面々がスタジオ・ワークの現場でも貢献を果たしたニュー・アルバム。バーズを連想させるフォーク・ロック“Look For Your Mind”やビーチ・ボーイズっぽさが匂い立つサンシャイン・ポップ“2 or 3”などの60sテイスト系、あるいはラズベリーズ度高めな“I Hurt You”など70s系のいずれでも明朗快活さをより増した印象は、間違いなく制作スタンスの変化によってもたらされたものだろう。いずれにせよ頭から尻尾まで彼らにしか作れない高純度なパワー・ポップが目いっぱい詰まっていてただただ嬉しくなる。