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〈これなのか?〉と〈これなのだ!〉の狭間を提示してきたストロークスの6枚!

THE STROKES 『Is This It』 RCA(2001)

甘美な“Someday”やすべてをなぎ倒すかのごとき勢いの“Hard To Explain”などバンガー揃いの初作は、残響を抑えた音作りから演奏まで曖昧さが一切ない。インディー・キッズの出で立ちを変え、文字通りシーンの景色を一新させた一枚だ。

 

THE STROKES 『Room On Fire』 RCA(2003)

ナイジェル・ゴッドリッチとの制作が上手くいかず、前作同様にゴードン・ラファエルと完成させた2作目。“12:51”や“The End Has No End”などネオン色のパワー・ポップがすこぶる良く、バンドのポップな魅力がもっともはっきりと出た作品では。

 

THE STROKES 『First Impressions Of Earth』 RCA(2006)

重鎮のデヴィッド・カーンを制作に迎えた3作目だが、14曲51分の尺を含め鈍重さは否めない。“Juicebox”などメタリックなギターの炸裂する楽曲が目立つなか、冒頭のミッドテンポ“You Only Live Once” のメロウネスがたまらない。

 

THE STROKES 『Angles』 RCA(2011)

過剰さはあるも軽妙なロックンロールに回帰した“Under Cover Of Darkness”、ニューウェイヴィーな“Two Kinds Of Happiness”などを含む4作目は、ガス・オバーグと制作。作曲クレジットがバンド名義になったという変化も大きい。

 

THE STROKES 『Comedown Machine』 RCA(2013 )

エレポップやニューウェイヴ・ファンクなど80s趣味を出しつつ、すっきりしたアレンジで仕上げた5作目。ドライヴィンな疾走感を持つシンガロング必至の“All The Time”からディスコ・ポップの“Welcome To Tokyo”まで楽曲の幅が魅力だ。

 

THE STROKES 『The New Abnormal』 Cult/RCA/ソニー(2020)

リック・ルービンの神通力か、7年間における各自の課外活動が活きたのか、メンバーの視点が揃った感のある6作目。“The Adults Are Talking”や“Bad Decisions”などポスト・パンク~ネオアコを独自に解釈したサウンドの完成度が高い。