Pitchforkが〈生まれながらのフォーク歌手〉と賛辞を送ったスウェーデンのシンガー・ソングライター。3年ぶり4枚目となるこのニュー・アルバムは弾き語りではなく、さまざまな生楽器を使って豊かで広大なサウンドスケープを描いてみせている。ボブ・ディランっぽい節回し/温かみのある歌声も、それによって説得力が増したようだ。彼を見初めたボン・イヴェールのメンバーが参加。歌詞もメロディーも沁み入りまくる。