INTERVIEW

〈フジロック〉でお馴染みのジプシー・パンク・バンド、レーヴェンが新作を引っ提げて苗場にカムバック!

【特集:夏フェスを聴こう、2015。】 Pt.15

4 the SUMMER in you
[ 特集 ]夏フェスを聴こう、2015。

今年もこの季節がやってきました! 楽しい日々をもっと楽しくするために、スケジュール調整といっしょに耳の夏支度もそろそろ始めませんか~!?

 


bottoms up with UNCLEOWEN!
日本の大型フェスで数々の伝説を残してきたUNCLEOWEN。ドンチャン騒ぎな〈フォーク・パンク〉レーベルの看板アクトが、今年の夏も席巻するぞ!!
 


RAFVEN
ジプシー・サーカス・パンク楽団が苗場にカムバック!

 

 スウェーデンはヨーテボリで結成されたジプシー・パンク・バンド、レーヴェン。彼らと言えば、2009年の〈フジロック〉にて初来日した際、日本ではまったくの無名だったにもかかわらず、ストリート出身らしいフットワークの軽さ/タフさで3日間に8回のステージをこなし、観客をグイグイ引き込んだことで知られている。その結果、会場内でのCDセールス記録を打ち立てたのも語り草だ。あれから6年、世界中の大型フェスで引っ張りだことなっているなか、今夏にニュー・アルバム『Bring Back The Dinos』を携えてふたたび苗場へ降臨。あの熱狂が戻ってくるなんて、何ともワクワクする話ではないか。

 「レーヴェンはフェスが大好きだよ。フェスを愛しているとも言える。音楽フェスには俺たちのアートや生活など、すべての要素が入っているんだ。喜びと愛が溢れる場所でみんなと一緒に音楽を楽しみ、踊る。他に何が必要だって言うんだい?」(マーティン・ヌルミ、サックス:以下同)。

 そんなフェス好きのレーヴェンだが、こと〈フジロック〉には特別な思い入れがあるようで……。

 「〈フジロック〉こそ最高のフェスだよ。お客さんも最高にファンタスティックだしね! 俺たちはこの先もずっと、2009年の〈フジロック〉のことを忘れないと思う。最高に美しい思い出さ。その前の年に〈グラストンベリー〉に呼ばれたんだ。そこで〈フジロック〉を主催するSMASHの関係者に出会った。彼はレーヴェンのショウをとても気に入ってくれて、その場で2つの約束をしてくれたんだよ。ひとつはその晩、近くのクラブで行われるアフター・パーティーに出演させてくれること。そしてもうひとつは日本に連れて行ってくれることだった。その夜は一晩中とにかく演奏したね。そして彼は約束を守ってくれ、俺たちは〈フジロック〉に出るために初めて日本の地を踏んだのさ!」。

【参考動画】レーヴェンによる2009年〈フジロック〉でのライヴ映像

 

 彼らのステージの楽しさは、単なるジプシー・パンクを超えたエンターテイメント性にある。とにかく全力でお客さんを楽しませようとしているし、基本的に生楽器編成なので、ちょっとした場所があればすぐに演奏が始まってしまうのだ。その即興性こそが、多くの人の心を掴む所以だろう。

 「レーヴェンは常に〈ステージでいかに楽しむか?〉〈お客さんを楽しませるか?〉ってことを考えているんだ。いつもみんなを驚かせたいし、時には当事者の俺たちだって驚きたい。レーヴェンとはサーカスの一種だと思ってくれ! 演奏しながら帽子を投げてキャッチしたり、肩車したり、逆立ちしたり……そして、俺はサックスを吹きながらフラフープを回すのが得意なんだよ。ステージにパフォーマーを呼んでコラボすることも多いな。アクロバットだったり、ピエロや詩人だったりね。今年も楽しみにしていてくれ」。

RAFVEN Bring Back The Dinos Rafven/UNCLEOWEN(2015)

 さて、4年ぶりとなる新作『Bring Back The Dinos』は、伝統楽器をふんだんに使用したいわゆるロマ系のサウンドにパンク・ロックの勢いとダイナミズムを加えた感じで、CDを聴いているだけでも楽しいし、ライヴを観ればなお楽しいだろうな~といったゴキゲンな一枚に仕上がっている。

 「そうだね! 新しいアルバムをリリースできて本当に嬉しいよ。今回もメンバー全員ですべての曲を書いたんだ。抜群に勢いがあって、ドタバタで、俺たちの人生みたいにラウドなアルバムだろ!? 新曲でまたみんなを踊らせたいし、ハッピーにしてあげたいと思っているよ」。

 

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