シャロン・ヴァン・エッテンのバックやホース・フェザーズの一員としても活躍する才女が、6年ぶりのソロ作を発表。生楽器中心の前作からエレキやシンセを前に出す音作りへとシフトしたことで、懐かしさを感じさせる主役の淡い美声がいつになくモダンに響く。この10年間、休みなく世界を飛び回ってきた自身の生活を、グライダーに例えたコンセプトもまた秀逸。弟のピーター・ブロデリックがダブ加工で参加。