フランスに留学し、パリ国立高等音楽院ギター科を首席で卒業した実力派松尾俊介が、フランスが誇る鬼才コンポーザー=ギタリスト、ローラン・ディアンスの作曲・編曲作品を録音したアルバム。ギターの様々なテクニックが駆使された作品を、軽やかに弾きこなしている。ディアンスの代表曲である《タンゴ・アン・スカイ》や《ヴァルス・アン・スカイ》は、独特のメロディ・ラインやリズム、哀愁とエスプリが複雑に織り込まれ、心地良い空気となり流れていく。“サウダージ”=“郷愁”というタイトルの3部作は爽やかに、情感が弦から溢れ出る。シャンソンの名曲《愛の賛歌》もギターにピッタリ。名演です!
クラシック・ギタリストの松尾俊介、仏の鬼才ローラン・ディアンスの作曲/編曲作品を軽やかに弾きこなした新作
Bellwood Records