パラグアイを代表する国民的作曲家でギタリスト、アグスティン・バリオス。難曲で知られるバリオスの作品集をすでに幾枚もリリースしているギタリスト鈴木大介が、“バリオス弾き”としてその地位を確固たるものにする新アルバムをリリース。約300曲残したといわれる作品から、今回は練習曲(エチュード)を中心にセレクト。名曲《森に夢見る》はメロディの美しさと、繊細で丁寧に紡がれる演奏が、まるで鬱蒼とした森に射す光のような、幻想的で優しい眩しさを感じさせてくれます。バリオスの代表的なソロ・ギター作品《大聖堂》に、芸術的なエチュードの数々も圧倒的なテクニックで奏されています。