ここはまだ夏!? 今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6・7・8!
59枚目のシングルもトリプルA面仕様にて。今回は楽曲ごとに歌唱メンの編成や細かい歌割にも変化があり、曲調ではない点のカラフルさもアリ。ファンキーな“スカッとMy Heart”に往年のノリを窺わせつつ、泰誠の作曲した劇的な“今すぐ飛び込む勇気”も馴染んでます。
〈東京五輪に向けて走り出したスポーツ応援集団〉というPASSPO☆の妹分ユニットがデビュー・シングルを発表です。運動会BGMでお馴染みの〈クシコス・ポスト〉を引用した表題曲、三三七拍子の“青春ドリーマー”といずれもモチーフは明快で、これは条件反射的にアガるしかない感じ!
TIF参戦も話題だったハロプロ研修生発のユニットが、トリプルA面シングルでメジャー・デビュー! べらんめえ調に〈こぶし〉も交えた異常なノリの楽しさは言わずもがな、シャ乱Q曲のリメイクが並ぶのもファクトリー精神を感じさせてグッドです。一般流通のなかった“念には念”の新版も。
今年2枚目のシングルは両A面で、バイクのコール音をオケに活かした走り屋マナーに驚く“全力! 爆走少女”も元気があってよろしいですが、華やかな歌声の弾けまくったパーティー・チューン“ナルミリア”のリア充な威勢の良さがとにかく楽しい。カップリングも含めた多彩な表情が良いですね。
女子力高めな爽快感をリズミックに表現した“HAPPY 7 DAYS”から約2か月でのニュー・シングル。好相性だったCLARABELLを引き続き起用し、煌びやかなカップリングの“Sunshine”と並んで夏仕立てながらも季節を問わないキャッチーな佳曲に仕上げています。バルカン情緒の“茜色”も良好。
5月のアルバムも気合いの入っていた5人からの新たな一撃は、秋に聴きたい泣き暴れ系の夏ソングに。逞しいヴォーカルでエモ路線をさらに追求した強力すぎるハード・チューン! シンガロング必至の勇ましいカップリング“Take My Hand”もアンセム感があって異様にかっこいいです。
新レーベル入りして最初のシングルは、NOBEに村カワ基成というシーン御用達のヒットメイカーを迎え、けたたましい展開で線の細い歌声を上手く活かしつつ、無性な元気さを伝えるサマー・ソングに。ジャケ勝ちでもありましょう。
年頭のアルバムから久々のリリースとなるシングル。その間には劇場ツアーや生バンドでの公演を敢行し、そんな経験も純粋な成長としてここに現れているはず。今回は各種カップリングがどれも良曲で、特に“光れっ!”は迫力のあるシリアスなカッコ良さ。type-Dに付くライヴDVDにも注目。