バッド・ボーイに所属するクリーヴランド出身ラッパーの、実に3年ぶりの新作。派手なゲスト勢が並んだ前作はバッド・ボーイ的なノリに寄せたものだったということか、今回は客演を最小限に抑え、より自身のラップにフォーカスしている印象だ。先行曲“Till I Die”を筆頭にストイックにスピットする様はかなりハードコア。キッド・ロック参加の“Bad Mother F*cker”など、持ち味のラウド路線も聴かせてくれる。