Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、5月16日~5月22日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
堀込泰行 『“Choice” by 堀込泰行』 キリンジ脱退後の初ソロ作は、チープなアシッド感漂わせる楽曲多めな洋楽カヴァー集
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2JAPAN
原田知世 『恋愛小説2 ~若葉のころ』 カヴァー集第2弾はユーミンや竹内まりやら70~80sポップスなど邦楽曲収録
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3JAPAN
Perfume 『COSMIC EXPLORER』 より成熟した表現へと手を伸ばし、全体のストーリー性に比重置いた新作
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4JAPAN
FUCKER 『FUCKER』 日本のハードコア界牽引する谷口順、FUCKER名義で放つ初ソロ作はURC期の三上寛に通じるフォーク盤
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5R&B / HIP HOP
テラス・マーティン 『Velvet Portraits』 ハサウェイやケンラマのリメイクにATCQへのオマージュも交えた3年ぶり新作
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6JAPAN
おやすみホログラム 『2』 歌が際立ち、ポスト・パンク調やニューエイジ風味な曲本来の良さが前に出た2作目
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7R&B / HIP HOP
レッドフー 『Party Rock Mansion』 初ソロ作はパーティー感がよりドライヴしたポップでおバカな最高のダンス盤
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8POP / ROCK
モグワイ 『Atomic』 ギターのジョン脱退後初の新作、BBCドキュメンタリーのサントラ再構築した自身の職人性際立つ一枚
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9DANCE / ELECTRONICA
ルイ・ヴェガ 『Louie Vega Starring...XXVIII』 ザラ・マクファーレンら参加、ラテン/ソウル/ジャズの魅力詰まった新作
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10JAPAN
ストレイテナー 『COLD DISC』 初期作思わせる疾走感&美メロ大放出、胸キュン夏曲など粒揃いの楽曲並ぶ新作
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11R&B / HIP HOP
ブライアン・オーウェンス・アンド・ザ・ディーコンズ・オブ・ソウル 『Beautiful Day』 バンド従えた新名義でソウルの真髄に迫る新作
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12OTHER
小川隆夫 「ジャズメン、ジャズを聴く」 スイング・ジャーナル誌のジャズ愛満載な連載〈アイ・ラヴ・ジャズ・テスト〉傑作選集
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13DANCE / ELECTRONICA
ルーカス・ノード 『Company』 BPM抑えたエレクトロ・ポップにハスキーな歌声が気持ち良く乗る2作目
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14DANCE / ELECTRONICA
サンダーキャット 『The Beyond/Where the Giants Roam』 フライローと共同制作&カマシやハービーら参加の2015年作
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15POP / ROCK
ブラック・マウンテン 『IV』 70sロック影響下のサイケ・ギター&ダルダルの男女ヴォーカルが美しい一皮剥けた4作目
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16JAPAN
藤岡みなみ&ザ・モローンズ 『まるで、』〈洗練されてない都会〉感纏って相変わらず人懐っこく響く、〈3部作〉の完結編
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17JAPAN
電波少女 『パラノイア』 JinmenusagiとHINA-C参加、ハシシのラップ巧者ぶり強調した作りの新EP
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18JAPAN
avengers in sci-fi 『Dune』 前作の流れ汲んだ重く激しいバンド・サウンド&メッセージ性強い歌詞も◎な新作
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19POP / ROCK
ジュールズ 『Moving Memories』 モータウン・ソウルやサイケ・ポップなど60~70s要素混ぜた独の男女混成バンド初作
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20JAZZ
ジム・ウェルマン 『Dawn To Dusk』 ブランニュー・ヘヴィーズのオリメンによる激スムースなアーバン・ジャズ・ファンク盤
2013年のキリンジ脱退以降、シンガー・ソングライターとして活動する堀込泰行が、Billboardの洋楽カヴァー・アルバム・シリーズ〈Choice〉に挑んだ『“Choice” by 堀込泰行』が首位に。過去にNONA REEVESや南波志帆らが手掛けてきた同シリーズですが、堀込はリズム・ボックスやキーボードを軸にしたシンプルなサウンドで70~80年代のヒットソングをカヴァーしています。チープなエレポップに仕上げたニック・ロウの人気曲“Cruel To Be Kind”は6月に7インチ・カットされるそうですよ!
そして、原田知世とPerfumeという2週連続で上位に入った面々を挿んで、ムスッとした顔のジャケット写真がインパクト大な4位のFUCKERに注目。Less Than TVの主宰や数々のバンド活動で知られ、日本のアンダーグラウンド・パンクの精神的支柱と言うべき谷口順のフォーク・シンガー名義での初作です。生活から湧き上がった想いを、生々しく弾き語る様がエモーショナルでカッコイイ! バンド・メイトにして伴侶であるYUKARIさんやお子様の共鳴くんを筆頭に、多数の仲間たちが出演した“メテオエブリデイ”のミュージック・ビデオもグッとくる内容なので、レヴュー記事でチェックしてみてください。
また、〈ポップでおバカな最高のダンス盤〉という惹句に興味を引かれてレヴュー記事を覗いてみたら、半裸の男がアメ車のボンネットに乗ってサックスを吹くMVが、想像以上だった7位のレッドフー。これでもかと盛り上げるパーティー・ヴァイブスはLMFAO時からそのままに、トロピカル・ハウスの要素も採り入れたりと、時流に合わせた目配せもお見事! これからのビーチ遊びやバーベキューで大活躍する一枚でしょう!