マライアと並んでお茶の間にまで届いたR&B。古いステレオタイプ的な黒人グループ像も満たしつつ誠実なハーモニーを万人向けのポップスとして折り目正しく披露した結果、本国だけで1,200万枚以上のセールスを達成した。ベイビーフェイスとジャム&ルイスがスキのない逸曲をこぞって提供し、後者の“On Bended Knee”はSeihoのネタ使いでもお馴染み。