ジャズやソウル、R&Bをクロスオーヴァーした……なんて文句を近年よく耳にするが、そういったことを20年以上に渡って提示し続けてきたベーシスト、ミシェル・ンデゲオチェロが1月17日(火)にBillboard-LIVE Osaka、18日(水)にBillboard-LIVE Tokyoで来日公演を行う。

マドンナやローリング・ストーンズからハービー・ハンコック、パット・メセニー、そしてロバート・グラスパーまで、幅広いビッグネームの作品/ライヴで腕を振るってきた彼女。それを裏付けるように、93年に『Plantation Lullabies』でアルバム・デビューして以降、各時代の音を巧みに採り入れながらジャズやソウル、ファンク、ロック、レゲエ、アフロ・ミュージックなどを横断する作品を送り出してきた。そんなミシェルの最新作は通算11枚目となる2014年の『Comet, Come To Me』。アンプ・フィドラーのシンセ・ベースが効いたフーディニ“Friends”のカッコ良すぎるカヴァーも話題となった同作は、彼女らしさを突き詰めつつ重厚感と包容力を持ち合わせたポップな名盤だ。

そしてライヴでは、派手に技で魅せるというよりも、スラップも用いながら大きくうねる骨太グルーヴを生むベース・プレイ、ポエトリー・リーディング的な節回しのヴォーカルやラップで、聴き手の魂を揺さぶるようなパフォーマンスが最大の観どころ。時にファンキーに跳ね、時に母なる大地の如くスケール感たっぷりのサウンドスケープを描くそのステージングに、今回も期待しよう!

2016年のライヴ映像

 


LIVE INFORMATION
ミシェル・ンデゲオチェロ

2017年1月17日(火)Billboard-LIVE Osaka
1stステージ:開場17:30/開演18:30
2ndステージ:開場20:30/開演21:30
サービスエリア 8,900円/カジュアルエリア 7,900円
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​2017年1月18日(水)Billboard-LIVE Tokyo
1stステージ:開場17:30/開演19:00
2ndステージ:開場20:45/開演21:30
サービスエリア 8,500円/カジュアルエリア 7,000円
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