アニマル・コレクティヴのメイン・ソングライター、エイヴィ・テアが放ったソロ2作目。即興性の高い有機的な生楽器の音色と多重コーラスが本隊の『Sung Tongs』(2004年)を思い出させ、そこに大胆なエフェクトをかけて聴く者の意識を遥か彼方へ飛ばす。エンジェル・デラドゥーリアンやジェシカ・ケニーのヴォーカル曲も、この作品の神秘性を助長。エンジニアリングはバンドメイトのディーケンが担当。