伊藤志宏トリオ・シンクレティア 『毒ある寓話』 注目の演奏家/作曲家によるラテン・ジャズ作品

2017.10.10

林正樹とともに演奏家、作曲家として常に注目を集める伊藤志宏だが、彼が意外にもラテンジャズピアニストとしても活躍していることをどれくらいの人が知っているのだろう。彼は中路英明のラテンジャズバンド、オバタラのレギュラーピアニストである。今回、同バンドのパーカッショニストである大儀見元と、大儀見がかつてとあるピアノトリオで共演していたベーシストの坂井紅介と新たにトリオを結成するに至ったのは、おそらくは日本の希少種とも言われるラテンジャズコネクションを介してだろう。菊地成孔のアンサンブルでもトラップドラムのアイデアを練ってきた大儀見と、ヴェテラン坂井とのトリオのこれからが楽しみだ。

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