ビリー・シーン(ミスター・ビッグ)の号令のもと、ガンズ・アンド・ローゼズやドリーム・シアターなどの元メンバーが集った5人組による初作。10分前後の長尺曲が3曲もあり、緊張感の渦巻くテクニカルな演奏が大きな聴きどころで、アラビア音階を採り入れた冒頭曲をはじめ、めくるめく展開に痺れっぱなし。しかし、最終的にはジェフ・スコット・ソートのパワフルな歌唱にすべて持っていかれてしまうという凄いブツだ。