開かれた光の楽章――音楽の庭から新たな5人組が登場!
創業100年以上の歴史を誇る日本コロムビアが、初のアイドル専門レーベルとして立ち上げたLabel The Garden(以下LTG)も、発足からおよそ2年。このたび母体となるグループ=seeDreamから、Flower Notes、Clef Leafに続いてメジャー・デビューすることになったのが、Shine Fine Movement。〈花〉〈葉〉の次は〈光〉――グループのキャラクターを忍ばせたその名の通り、〈元気〉〈勢い〉といったテーマを掲げる、めっちゃ明るい5人組だ!
橘莉子「アニメはオールジャンル好き! さっきも取材の直前までアニメを観て泣いてました(笑)。趣味で脚本を書いたりしているので、それをお仕事にも繋げていければいいなって思ってます。あと、ちっちゃい頃から生物図鑑を見るのが好きなので、動物園とか水族館にひとりで行っちゃいます」
橘南桜「私は〈仮面ライダー〉を観るのが趣味。いちばん好きなのは〈W〉です。周りの同年代ではライダーの話で盛り上がれる友達がいないんですけど、このあいだ学校の保育実習があったとき、年中さんの男の子とめっちゃ盛り上がりました(笑)」
橘咲希「アイドルオタクです。インディーのアイドルさんが好きで、めっちゃライヴにも行ってるんですけど、同じ世代のファンの子が少ない現場が多いです(笑)。同い年の子が原宿でお洋服買ってるところを、私はアイドルさんにお金を使ってます(笑)」
羽深芽生「ミュージカルが好きで、観に行くのも好きなんですけど、お家でひとりで歌いながら踊ったり、一人三役とかしながら演じたりしてます。アブナイ子って言われそうですけど、相手役がいるって考えることで、感情移入の練習になるんです」
朝比奈るう「ものまねが得意で、ハム太郎のものまねとか、機嫌の悪いピカチュウとか、平泉成さんがなかでも得意。人間観察が好きで、メンバーとかいつも観察してますし、メンバーのTwitterは〈いいね!〉欄まで見てますよ(笑)」
という5人は、橘三姉妹を中心に、とてもアットホームな雰囲気。ゆえに、チームワークもバッチリのようで。
莉子「アットホームすぎるぐらい。私とるうはseeDreamの同期で、咲希と芽生ちゃんとるうは同い年なうえに、芽生ちゃんとは地元もめっちゃ近いし、咲希と芽生ちゃんは幼稚園と小学校が一緒なんですよ。全員家族みたいな感じです」
さて、そんなグループのメジャー・デビュー・シングルとなるのが“光クレッシェンド”。表題曲はポジティヴで熱のこもった王道アイドル・ポップで、生のバンドを従えてのレコーディングという、初っ端から気合いの入ったナンバー。カップリングには可愛らしさMAXでキュンキュンが止まらない“アリスのしっぽ”に加え、パンキッシュなビートに乗った“You”とハウシーなエレポップ“シュガーブレット”もタイプ別に収録されている。
咲希「バンドで録った音だとライヴも楽しくて、オケでやっていても、後ろでバンドさんが弾いてくれてるのを想像したり、実際そうなったらカッコイイだろうなって思いながら歌わせてもらってます。歌詞も難しく喩えたりしてなくて、シンプルにイイことを歌ってるんですよ」
莉子「“光クレッシェンド”というタイトル通り、光がどんどん増していくように希望が増していくっていう歌なんです。〈出遅れることなんて気にすることはないだろう〉って歌詞があるんですけど、気にせずポジティヴにやっていけばどんなことも乗り越えられる、みんなと一緒にがんばっていけるっていう、熱くて明るくってイイ曲」
芽生「私は、ずっとアイドルになりたくて憧れてましたっていう子ではなかったので、“You”や“アリスのしっぽ”みたいな可愛らしい曲はどうかなあって思ったんですけど、りぃ姉さん(莉子)を見て勉強しつつ、アイドルを〈演じてる〉感じで楽しんでます」
南桜「“アリスのしっぽ”は、LTGでなかったタイプの曲なのですごく推したいよね! 私たち、生誕ライヴで他のアイドルさんのカヴァーをしてたりするんですけど、私たちがもっと大きくなったら、後輩のアイドルさんにカヴァーしてほしいなっていうぐらい可愛い名曲なので」
るう「このシングルでスタート・ダッシュして、その勢いで走り続けて、来年の夏の主要フェスには全部出られるぐらい、これからもっとたくさんのファンを収穫したいなって思います!」
Label The Garden発の2017年のシングル。