ジョニー・ギルが5月14日(月) にBillboard Live OSAKA、5月16日(水)と17日(木) にBillboard Live TOKYOで来日公演を実施する。

かの名曲“My, My, My”のヒットでも知られるジョニー・ギルの来日公演は、キース・スウェットとの合同ライヴから数えて7年ぶり、ソロとしては実に11年半ぶりとなる。今回の公演は〈playing “Johnny Gill” (from 1990) and other hits〉と題され、“My, My, My”を含む90年の再ソロ・デビュー作『Johnny Gill』の楽曲を中心に披露される予定だ。ここでは簡単に彼の経歴を振り返ってみよう。

66年生まれ、幼少期からファミリー・ゴスペル・グループで歌ってきたジョニーは、83年、16歳の時にアルバム『Johnny Gill』(90年作とは同タイトルだが別物)をアトランティックの傍系レーベル・コティリオンからリリース。その歌唱力は全米で話題を呼ぶ。さらに翌84年には幼なじみのステイシー・ラティソウとの共作『Perfect Combination』を、そして85年には再びソロ・アルバム『Chemistry』をリリースしている。

彼に転機が訪れたのは87年。ソロ活動のため脱退したボビー・ブラウンに代わり、当時絶大な人気を誇ったニュー・エディションに加入。翌88年に『Heart Break』が大ヒットし、90年にはモータウンから2度目のセルフ・タイトルJohnny Gillで再びソロ作をリリース。ヒット・ソングを連発し、前述の“My, My, My”はグラミー賞にノミネートされるなど絶大な人気を博する。

その後、モータウンからは2枚のソロ作をリリース。96年にはメンバーのソロ活動が盛んだったニュー・エディションがリユニオン(再結集)。さらに97年にはジェラルド・リヴァート、キース・スウェットとスーパー・グループLSGを結成。いずれも大きな話題となり、数々の名曲が生み出された。

その後はニュー・エディションとLSGでの活動が続くが、2006年にはLSGのジェラルド・リヴァートが逝去。LSGは伝説のグループとなってしまう。一方のニュー・エディションでは2004年に『One Love』をリリース。以後ライヴをメインに活動していくが、そんな中2011年には15年ぶりとなる待望のソロ作『Still Winning』を発表。続く2015年には『Game Changer』をリリースしている。

数々の名曲を生み出し、後進のアーティストにも多大なる影響を与えてきたジョニー。Billboard Liveの豪華な空間で90年代の〈あの頃〉を再現する11年ぶりの来日公演。ぜひ体験してみてはいかがだろう。

 


LIVE INFORMATION
ジョニー・ギル
playing “Johnny Gill” (from 1990) and other hits

2018年5月14日(月)Billboard Live OSAKA
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 14,000円/カジュアルエリア 13,000円
★詳細はこちら

2018年5月16日(水)、17日(木)Billboard Live TOKYO
1stステージ 開場 17:30/開演 18:30
2ndステージ 開場 20:30/開演 21:30
サービスエリア 13,000円/カジュアルエリア 12,000円
★詳細はこちら

■メンバー
ジョニー・ギル(ヴォーカル)
レジナルド・“ウィザード”・ジョーンズ(キーボード)
トーマス・マーティン(ギター)
アーロン・クレイ(ベース)
メルヴィン・”メリー”・ボルドウィン(ドラムス)