INTERVIEW

EMPiRE『RiGHT NOW』 燃え盛る闘志を秘めた限界突破のニュー・シングルを語る!

EMPiRE『RiGHT NOW』 燃え盛る闘志を秘めた限界突破のニュー・シングルを語る!

クールな表情の奥に秘められた6人の闘志がいよいよ燃え上がる! ニュー・シングル“RiGHT NOW”が挑む〈限界突破〉の先で帝国を待ち受けるものとは……?

成長と刺激

 NOW EMPiREを加えた新体制での初ツアー〈NEW EMPiRE TOUR〉はマイナビBLITZ赤坂での追加ファイナルまで全公演を即完売し、7月のシングル“SUCCESS STORY”もスマッシュ・ヒットを記録したEMPiRE。11月から開始する〈EMPiRE'S GREAT ESCAPE TOUR〉もすでにファイナルのZepp DiverCity TOKYO公演以外はすべてソールドアウトという勢いですが、当のメンバーたちはその先を見据えて個々に充実した夏を過ごしてきたようです。

NOW EMPiRE「私は5人との距離が縮まったなって思う夏でした。自分から声も掛けられるようになったし、加入した春は自分のことだけしか考えられなかったけど、この夏は他のメンバーの立ち位置とか踊り方にもアドヴァイスできるようになって、EMPiREとして考えられるようになったなって思います。自然に敬語も取れて普通にしゃべれるようになったし(笑)」

MAYU EMPiRE「NOWが入って初めての夏で。イヴェント以外の日はわりと練習をたくさんできたので、どうしたらカッコ良く踊れるのかをダンス経験者のNOWに教えてもらったりしながら、改めて1曲ずつを凄い細かく見直すことができましたね」

MiKiNA EMPiRE「私は猫の画像がバズりまして……それも印象深い出来事だったんですけど(笑)、次のツアーまでけっこう時間が空くじゃないですか。だから、そこまでに自分たちをどう変えるか、夏の初めに話し合ったんですよ。個人的な目標を話して、お互いの気持ちも知れたし、よりグループに向き合えた夏だったと思います」

MAHO EMPiRE「BLITZが終わって新たな課題も見えたし、みんなと〈もう一回ここで引き締めなきゃね〉みたいな話をしました。ツーマンのライヴやイヴェントに出させていただきながら、EMPiREらしい見せ方とか、今後どうやっていくかみたいなのを、凄い考えましたね」

MiDORiKO EMPiRE「ヒステリックパニックさんと対バンさせていただいて、ロック・バンドの方とは初めてだったんですけど、やっぱりシャウトがめちゃめちゃエグいんですよ。私もシャウトを極めたくて声の出し方とかコツを教えてもらいました。まだライヴでできるぐらいには全然なってないんですけど、カラオケにめっちゃ通ってシャウトの練習だけしてます。いつも緑髪のヤベエ奴がヤベエ声出して帰っていく、みたいな(笑)」

YU-Ki EMPiRE「ヒスパニさんもそうだし、CYBER JAPAN DANCERSさんみたいにご一緒したことのない方たちとも触れ合う機会があって、凄い勉強になることが多かったですね」

 

中身は熱いぜ

 そのように研鑽を続ける6人から届いたニュー・シングル“RiGHT NOW”は、己を奮い立たせて〈限界突破〉を力強く宣言するJxSxKの歌詞に彼女たちの現状を映し出しながら、松隈ケンタがグループの加速度的に増す勢いを緩急のあるブリーピーなエレクトロで音像化したような、切迫感のある勇壮なダンス・チューン。ダンサブルな側面を真正面から追求した“SUCCESS STORY”に続き、帝国のサウンド・カラーを明確にする逸曲でしょう。

EMPiRE RiGHT NOW avex trax(2019)

MiKiNA「熱い曲だし、けっこう強気な曲です。私の中では、“ピアス”はもがいてて、“SUCCESS STORY”はスタートを切って走るみたいなイメージだったんですけど、“RiGHT NOW”はドンと構えて〈やること全部やるぜ〉みたいな強さを感じます。自分たちもそうありたいし、EMPiREはスタイリッシュが売りで格好や表情は澄ましてる感じだけど、中身は熱いぜっていうのを伝えられたらいいなって思いますね」

YU-Ki「逆境に立ち向かうような歌詞になってて、心の内にある闘争心みたいなものが掻き立てられるような曲です」

MAHO「今回もライヴで盛り上がりそうなアッパー・チューンなんですけど、イントロから囁くように始まって、サビ前にもちょっと真似したくなるラップみたいな歌い方を入れてたり、いままでの曲とはまた違う、新しい一面も見せられる盛り上がりソングになっています」

MAYU「“SUCCESS STORY”に続いてエレクトロな感じとロックの合わさったみたいなサウンドなので、そういうシングルが続くことで〈EMPiREはこういう曲をやってます〉っていう色が強まったなって思う。サビの振付けとかもめっちゃ真似しやすいので、今回もライヴで一緒にやってもらえるんじゃないかなって楽しみにしてます」

YU-Ki「そう、ダンスの途中と最後のキメのところで両手の親指を立てて顔を挟むっていうポーズをやってまして、ちょっとこのポーズを流行らせていきたいなと」

NOW「生首ポーズって言います」

MiDORiKO「女の子にやってほしい」

 なお、そんなダンスも堪能できるド迫力のMVは、ハンガリーの宮殿で撮影された前回に対し、「私の大好きな埼玉の廃工場(笑)」(YU-Ki)で撮影されたものだそう。

MAYU「内に秘めたる闘志みたいな、曲の世界観を表現して炎を使ったMVになってるんですけど、周りで火花が散ってて、後ろではファイヤー・パフォーマンス集団の方々に炎を振り回してもらって。凄かったです。私たちも火の棒を振り回して、最終的に火の輪をくぐるっていう(笑)」

MiKiNA「わりと命懸けだったね(笑)」

YU-Ki「パフォーマンス集団の方たちも、〈火の輪くぐりなんかやらない〉って(笑)。一人ずつ走って飛び込んだんですけど、その時のMiKiNAちゃんの表情がおもしろいので、ぜひ注目していただきたいです」

MiKiNA「怖くて表情を作れなくて、でも、ポーズだけは調子に乗りたくて……そしたらフルート吹いちゃった(笑)」

YU-Ki「あと、一人ずつ表情のカットが多く入るので、そこもまた新しい感じのMVになったなって思って」

MAYU「メイクもいままでより世界観を出してて、悪魔みたいに濃く」

MiDORiKO「目元を囲んでもらって」

YU-Ki「強い感じ。アップで歌うカットでは、そこも観てほしいです」

 一方でカップリングに収録の“NEVER ENDiNG”は、さらにエモーショナルなハードスタイル調のアッパーな意匠で、表題曲と真逆のノリを用意されることが多い従来のカップリング曲とは趣向が異なるのも印象的です。こちらを作曲したSCRAMBLESのoniは、“FOR EXAMPLE??”や“maybe blue”の作曲、“アカルイミライ”や“ピアス”のトラック制作などを通じてグループとの好相性を見せてきたクリエイター。止めどない焦燥を綴ったMiDORiKOの初作詞にも注目であります。

MiDORiKO「Bメロとかサビの歌詞はこだわって書きました。仮歌の時点で〈暗い夜道 ずっと歩いてた〉っていう言葉があって、これはもう暗めの気持ちで書いていい曲だなと思ったので……私は自分の弱いところとか悩みとかを人に言えないタイプなんですけど、それをさらけ出しております」

MAYU「曲調は暗くなくて、でも最初に聴いた時から、当てもなく歩き続けてるみたいなイメージが私の中にもあって。で、ドリちゃんの歌詞も救いがないじゃないですか(笑)。だからホントに終わりがなくて、“NEVER ENDiNG”って曲名もドンピシャだし、曲も歌詞も全部がハマってて凄くカッコイイ」

MAHO「いままでドリちゃんがなかなか出せなかった部分を、こうやって歌詞で汲み取れるのが良かったです。作詞あるあるなんですけど、メンバーの考えてることが歌詞を通して見えてきて、〈ああ、わかる!〉って自分たちの曲を通して共感できるのが嬉しいですし、そういう部分は聴いてくれる人にもきっとあると思います」

 ちなみに、こちらの振付けは“ピアス”や“SELFiSH PEOPLE”に続いてメンバー全員で考案したそうで、歌詞のムードに合わせたという動きやフォーメーションにも着目したいところです。

 

新しい一面を見てほしい

 シングル発表後の11月3日からは先述の〈EMPiRE'S GREAT ESCAPE TOUR〉を敢行。初上陸となる岡山、茨城、栃木、新潟、NOWの凱旋となる山形、そしてファイナルとなる12月19日のZepp DiverCity TOKYO公演まで全国12か所を回っていくことになります。

YU-Ki「EMPiREは同じメンバーで2回目のツアーをやるのが初めてで、逆にいままであった〈新体制のお披露目〉とかの特別感はないので、その意味でも今回はもっとスキルアップした状態で挑んでいきたいですね」

MiKiNA「そういう特別さがないから、今回はもっと突き詰めたものを出さないといけなくて。全体的に会場のキャパも大きくなってて、ファイナルは立ちたかったZeppだし、そこで自分たちの出せるものを全部出せないと先が見えないみたいな焦りはあります。出し切りたいです」

NOW「〈NEW EMPiRE TOUR〉は私が加入する前にもうソールドアウトしてたんですけど、秋のツアーはこの6人を好きになった方々が来てくれると思うし、私ももう〈新メンバー〉じゃないので、EMPiRE全員でレヴェルアップしたパフォーマンスをしていきたいです」

MiDORiKO「パフォーマンスを楽しむよりも〈あっ、次くるぞ〉みたいな気持ちが勝っちゃうことがまだあったりするので、ここからは〈自分史上最強の自分だぞ〉って自信を持てるように、歌だったりダンスだったりの技術をアップして挑みたいなって思っています」

MAHO「初めて行く場所が多くて、初めて観てくれる方も多いと思うので、そういう人たちもグッと掴んで〈今後もEMPiREをずっと追っていきたいな〉ってワクワクさせたいし、エージェント(EMPiREファンの総称)との絆をもっと深めていくツアーにしたいなっていうのがまず大きな目標です。このシングルの後にはアルバムも決まっていて、EMPiREの新しい一面をたくさん魅せられる機会になると思います」

 その言葉の通り、ツアーが終点を迎える12月には待望のセカンド・フル・アルバムも登場予定。目下制作中だという内容について最後に訊いてみました。

MAYU「ファースト・アルバムは最初だからいろんなタイプの曲を試してみた感じだったじゃないですか? けど、次のアルバムは音の方向性を絞ってるというか、幅広いといえば幅広いけど、同じジャンルの中で楽しめる曲がたくさんあるって感じです」

MiKiNA「うん、そのなかでも新境地というか、〈あっ、こんなのもやるんだ!〉みたいな雰囲気の曲が多いですね」

YU-Ki「新しい色が増えたなって思いました。NOWの作詞もあるしね」

MAYU「作詞はメンバーそれぞれがんばってる最中なんで、がんばり次第ですけど(笑)。ライヴ映えしそうな曲がたくさんあって、たぶん〈EMPiREらしい曲〉っていうのがより定まったアルバムになるので、楽しみにしていてください」

EMPiREの作品。

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