ロンドン五輪の開会式で歌っていたのはすでに7年前。10年代の英国を代表する実力派シンガーの3作目が完成した。今作も大衆性のある楽曲群に怒涛の歌ぢからを込めており、ビッグ・バラードの“Sparrow”をはじめ、強さと可憐さと叙情性を一曲の中に収める表現力は感動的だ。サラーム・レミ&ジェイムズ・ポイザー作の“You Are Not Alone”や、ディスコな“Extraordinary Being”など楽曲も粒揃い。
エミリー・サンデー 『Real Life』 10年代UKを代表するシンガー、大衆性のある楽曲に怒涛の歌ぢからを込める
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