TOWER DOORSが注目する新人アーティストにメール・インタヴューし、その魅力に迫る企画〈6つの質問〉。これまで〈6つの質問〉に答えてもらったアーティストの楽曲を再生リストにまとめています。記事と併せてぜひご覧ください。

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今回は、“Don't Leave Me Alone”を提供してもらったシンガーソング・ライターのK E I_H A Y A S H Iに登場してもらいます。

K E I_H A Y A S H I は、北海道出身のSSW。東京に上京後、他アーティストへの楽曲提供やライヴ・サポート、TV CM、映画、ゲーム音楽の制作など、クリエイターとして活動を行ってきています。その後、2019年よりソロ・アーティストとして本格的に活動を開始。5月にファースト・シングル“Enough Love”をリリースしています。

幼少期から音楽に触れ、主にブラック・ミュージックから影響を受けてきたK E I_H A Y A S H I。美しく清らかなサウンドスケープを描き出す彼の楽曲は、うっとりと聴き入ってしまう洗練された曲ばかり。また、彼の歌声は〈天から与えられた〉と形容したくなるほどの美しさ。

ソングライティングのセンスと美声、2つを持ち合わせているという点で、いまをときめくカナダのR&BシンガーであるDaniel Caeserとつい比べたくなってしまう才能です。現在注目を集めているSIRUPの次に国内R&Bシーンでヒットを飛ばすのは、K E I_H A Y A S H Iかもしれません。

それでは、〈6つの質問〉からK E I_H A Y A S H Iの実像を明らかにしていきましょう。

 

1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「出身地は札幌です。音楽を始めたきっかけは幼少からエレクトーンをやってました。小学生の頃は、本当にスパルタの先生のもと、エレクトーンのコンクールに励んでいました、小学校低学年の頃から、コンクール前は朝の4時までレッスンも当たり前、そんな生活でした。その頃は、周りに上手な子ばかりで、全く結果が出せずでしたが、逆にそれがダラダラ長いこと音楽をやる原動力になったんだと思います」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

「Stevie Wonderは小学生の頃TV CMで見て衝撃を受けました。調べてみると、誕生日も同じ日で運命を感じ、CDはもちろんStevieと同じメーカーのハーモニカを買いました。ハーモニカは全然上達はしませんでしたが(笑)、正に影響を受けたアーティストです。

他にも。Musiq Soulchild、Eric Benet、Brian Mcnight、Skoop on someody、Marcus Millerなど、あげたらきりがありません」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

”Don't Leave Me Alone”

「イントロから鳴り続けているピアノのアルペジオを最初に思いつきました。そのフレーズを弾きながら、メロディーを考えました。ピアノのフレーズが切なく聴こえるよう、シンプルで耳馴染みの良いメロディーをという意識で作りました。

別れの決まった男女の最後の夜を題材にして、迷いや葛藤、後悔などを表現しました」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「K E I_H A Y A S H Iのサポートをしてくれているベーシストが参加しているバンドEOWの音楽が大好きです。キャッチーでかつ洗練されたトラックで非常に刺激を受けています。

他にも、札幌を拠点に活躍されているMOLさんもかっこいいです。同じで、R&Bを主体とした彼らの素晴らしいパフォーマンス、地元の誇りでもあり、自分の活動の励みにもなります」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

「最近、全国吹奏楽コンクール、高校の部の演奏を聴きましたが、素晴らしくて涙が出ました。

JAZZの即興演奏も大好きですが、決められた曲目を一生懸命練習して、その向こう側の境地にたどり着いたような演奏は、やっぱり一番感動します」

6. ライヴやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「今後のリリースに向けて楽曲制作中で頑張っています。また11月はライブ活動やイベントが目白押しです。11月3日は〈神戸コレクション ナイトミュージアム〉にバンドで参加させていただき、11月7日は先ほど名前をあげたMOLさんのライブに参加させていただいたり、他にもライブがいくつか決まっていて、楽しみがたくさんです。

これからの展望もたくさんありますが、ゆくゆくは、プロジェクションマッピングだったり、VRだったり、食だったり、満点の星空だったり、音楽Plus Oneなイベントをやってみたいです。聴覚以外の感覚も使って、色々な垣根や障壁を越えて、どんな人にも楽しんでもらえるようなイベントをやっていきたいです」

 

K E I_H A Y A S H Iの歌声の虜となった方は、ライヴに足を運んでみてはいかがでしょうか? 各種イヴェントへの出演が決まっているほか、レイ・チャールズ・バンド最後のギタリストであるBrad Rabuchin(ブラッド・ラビューチン)の来日公演のサポートを務めることも決定。圧倒的な彼の歌声は、ぜひ生で体感してみてください。詳細は下記に!

 


LIVE INFORMATION

BRAD RABUCHIN Live
2019年11月13日(水)東京・築地 BLUE MOOD
開場/開演:18:30/19:30
出演:Brad Rabuchin
※K E I_H A Y A S H Iはヴォーカル&キーボードで出演
前売り/当日/学割:5,000円/5,500円/4,000円(いずれもドリンク代別)
ご予約:https://blue-mood.jp/events/brad-rabuchin-live

TGIM〜Daikanyama LOOP 11th Anniversary〜
2019年11月18日(月)東京・代官山 LOOP
開場/開演:18:00/18:30
共演:K E I_H A Y A S H I/ハロルド/Ryo Yoshinaga他
前売り/当日:2,800円/3,300円(いずれもドリンク代別)
https://www.live-loop.com/daikanyama/6770/

OSUSUME-PLAN
2019年12月4日(水)大阪・心斎橋 CONPASS
開場/開演:18:00/18:30
共演:K E I_H A Y A S H I/Kaco/立花綾香/やましたりな
MC:高樹リサ/田中乃絵(FM802)
前売り/当日:2,000円/3,000円(いずれもドリンク代別)
詳細: https://www.keihayashi.com/

groovin!!
2019年12月11日(水)東京・代官山 LOOP 
開場/開演:18:30/19:00
出演:K E I_H A Y A S H I/ tozambu/FUZ他
前売り/当日:3,200円/3,700 円(いずれもドリンク代別)
https://www.live-loop.com/daikanyama/6992/