ウィークエンド(The Weeknd)『After Hours』ひたすら4つ打ちを鳴らすビートは中毒性が高く、甘美な歌声もグッド

2020.05.07

カナダ出身のウィークエンドことエイベル・テスファイが発表したニュー・アルバム。まず耳に入ったのはサウンドスケープだ。ひとつひとつの音が丁寧に磨かれ、無駄な音がない。リヴァーブやディレイを駆使した立体的な響きは妖しくも官能的で、極上のトリップ感覚をもたらしてくれる。R&Bを軸にしつつ、アンビエント、ニューウェイヴ、スクリュー、ディスコなどの要素が入り乱れる内容は、耳を虹色に染めてくれる。“Hardest To Love”では性急なドラムンベースのビートを刻み、“Blinding Lights” はA-haを想起させるエレポップだ。表題曲もおもしろい。ひたすら4つ打ちを鳴らすビートは中毒性が高く、甘美なエイベルの歌声もグッド。

 

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