PROFILE: agraph/牛尾憲輔
牛尾憲輔のソロ・ユニット。
ソロ・アーティストとして、2007年に石野卓球のレーベル〈PLATIK〉よりリリースしたコンビレーション・アルバム『GATHERING TRAXX VOL.1』に参加。
2008年12月にソロ・ユニット〈agraph〉としてデビュー・アルバム『a day, phases』をリリース。石野卓球をして「デビュー作にしてマスターピース」と言わしめたほどクオリティの高いチルアウト・ミュージックとして各方面に評価を得る。2010年11月3日、前作で高く評価された静謐な響きそのままに、より深く緻密に進化したセカンド・アルバム『equal』をリリース。
同年、アンダーワールドの来日公演(10月7日、Zepp Tokyo)でオープニング・アクトに抜擢され、翌2011年には国内最大の屋内テクノ・フェスティヴァル〈WIRE11〉、2013年には〈SonarSound Tokyo 2013〉にライブ・アクトとして出演を果たした。
一方、2011年にはagraphと並行して、ナカコー(iLL/ex-supercar)、フルカワミキ(ex-supercar)、田渕ひさ子(bloodthirsty butchers/toddle)との新バンド、LAMAを結成。2003年からテクニカル・エンジニア、プロダクション・アシスタントとして電気グルーヴ、石野卓球をはじめ、様々なアーティストの制作、ライブをサポートしてきたが、2012年以降は、電気グルーヴのライブ・サポート・メンバーとしても活動する。
2014年、TVアニメ「ピンポン」で初めて劇伴を担当した。
2016年2月にはサード・アルバムとなる『the shader』(BEAT RECORDS)を完成させ、同年9月に公開された京都アニメーション制作、山田尚子監督による映画『聲の形』の劇伴を担当。映画公開に合わせて楽曲群をコンパイルしたオリジナル・サウンドトラック 『a shape of light』がリリースされた。
2018年初春、NETFLIXにて全世界配信された「DEVILMAN crybaby」の劇伴、2018年に公開された白石和彌監督による映画「サニー/32」の劇伴、同年公開の山田尚子監督による映画「リズと青い鳥」の劇伴、沖田修一監督による映画「モリのいる場所」の劇伴を担当。
2019年には白石和彌監督による映画「麻雀放浪記2020」の劇伴を担当している。
2020年はNETFLIXで世界配信される湯浅政明監督による「日本沈没2020」の劇伴、劇場版アニメ「サイダーのように言葉沸き上がる」劇場映画、沖田修一監督作品「子供はわかってあげない」をはじめいくつかの作品が控えている。
その他、リミックス、プロデュース・ワークをはじめ、CM音楽も多数手掛けるなど多岐にわたる活動を行っいる。