私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。

そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部

【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】記事一覧はこちら


 

(左から)moAi(ドラムス)、あやぺた(ヴォーカル/ギター)、いやま(ベース)

あやぺた(Dizzy Sunfist)

Dizzy Sunfistは、2009年に大阪で結成されたメロディック・パンク・バンド。あやぺたはヴォーカル/ギターを担当。2013年に初の全国流通盤となるミニ・アルバム『FIST BUMP』を、2016年にはファースト・フル・アルバム『Dizzy Beats』をリリース。その後一時ライブ活動の休止を挟むも、現在に至るまでライブ・制作の両面にわたって精力的に活動を続けている。2021年5月5日にニュー・シングル『ANDY』をリリース。

 

コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?

GARLICBOYS “あんた飛ばし過ぎ”(2011年作『再録ベスト』収録)

2020年1月に、私は娘を出産し、そこからずっとコロナ禍の中にいます。我慢せざるを得ない出来事が続いたり、なんでこんな時代になっちゃったんだろうと思うこともあったり、でも、コロナ禍やからこそ、娘と一緒にいれる時間は増えて。

色んな悩みがある中で、この曲を聴くと、すさまじくモッシュしている自分を思い出して私はハッピーになれます。どんな時もがんがん飛ばしていきたいと思っております。

 


RELEASE INFORMATION

Dizzy Sunfist 『ANDY』 CAFFEINE BOMB(2021)

リリース日:2021年5月5日
フォーマット:限定盤(CD+LP+トートバッグ+ステッカー)
価格:5,500円(税込)
配信リンク:https://va.lnk.to/AndyTW

TRACKLIST
CD:シングル『ANDY』
1. Andy
2. Inspire
3. Cutie Honey(English Ver.)
4. Gimme Gimme Pizza!

LPレコード:EP『EPISODE Ⅱ』
1. Brand New Page
2. First Breath
3. Diamonds Shine
4. Wonderful Song
5. Wish
6. My Rainbow

限定盤収録内容

★リリース・ツアー〈Dizzy Sunfist Looking for “ANDY” Tour 2021〉の情報はこちら