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そんなTNBは、先日、8月9日に2年ぶりのニュー・アルバム『NEO PARK』を配信リリースしたばかり。NAPPI(トロンボーン)、加藤雄一郎(サックス)、PHONO TONESの宮下広輔(ペダル・スティール・ギター)、池田若菜(フルート)、松田“CHABE”岳二(パーカッション)が参加した『NEO PARK』は、前作に続く〈旅行三部作〉の第2弾。名曲“風の谷のナウシカ”のカヴァーなどを収め、ますますTNBらしさが全開になった、しなやかでフレッシュな快作だ。また、2021年は話題のTVアニメ「Sonny Boy」の音楽にも参加している。

ザ・なつやすみバンド 『NEO PARK』 2021 KTP(2021)

2021年作『NEO PARK』収録曲“風の谷のナウシカ”。安田成美のカヴァー

今年に入り、アクセルをぐっと踏み込んで活動を続けているTNBが、今夏、新作を引っさげてビルボードライブ東京にオン・ステージする。ビルボードライブへの出演は、『Terminal』をリリースした2019年以来2年ぶり。〈この季節といえば……〉な彼らのパフォーマンスは、夏真っ盛りのこの時期にこそビルボードライブでぜひ観たいところだ。

TNBのライブの魅力は、音楽の喜びや楽しみを感じることができる、清々しく開放感にあふれたバンド・アンサンブルを生で浴びる体験に尽きる。力強く滑らかで伸びやかな4人の演奏は、〈街のライブハウス〉や屋外のフェスとは一味ちがう、ラグジュアリーかつ親密なビルボードライブのような空間でこそ映えるにちがいない。

また今回のライブの目玉は、『NEO PARK』の収録曲が初披露されることだろう。現在のTNBのモードが反映された珠玉の楽曲群がライブでどう演奏されるのかに期待が高まる一方で、初期の名曲“自転車”など疾走感あふれるナンバーのパフォーマンスにも期待したい。

2010年のライブ映像。演奏しているのは2012年作『TNB!』収録曲“自転車”

8月29日はビルボードライブ東京にて、TNBの音楽で一息つく特別な〈夏休み〉にぜひしてほしい。

なお、TNBはビルボードライブ公演を含む〈Walk in NEO PARK〉ツアーを開催。9月18日(土)に愛知・名古屋の今池TOKUZOで、そして9月20日(月・祝)に兵庫・神戸の旧グッゲンハイム邸でライブを行う。夏休みはまだまだ終わらない、というわけだ。ビルボードライブ公演に駆けつけられない各都市のファンは、他の2公演に足を運ぼう。ツアーの詳細はこちら

 


LIVE INFORMATION
2021年8月29日(日)ビルボードライブ東京
1stステージ:開場 14:00/開演 15:00
2ndステージ:開場 17:00/開演 18:00
サービスエリア:6,600円
カジュアルエリア:5,800円(1ドリンク付)
※ご飲食代は別途ご精算となります
★詳細はこちら

※本公演は新型コロナウイルス感染症対策用の座席レイアウトを使用し、公演を実施いたします
※本公演は映像収録が入る可能性がございます。お客様が映像に映りこむ場合もございますので、あらかじめご了承ください
※ご来場前に必ず〈営業再開時の新型コロナウイルス感染症対策について〉内の〈お客様へご協力のお願い〉をご確認ください

 

RELEASE INFORMATION

ザ・なつやすみバンド 『NEO PARK』 (2021)

リリース日:2021年8月9日
配信リンク:https://nex-tone.link/A00089833
※ライブ会場先行発売のCDはNEO PARK ENSEMBLEによる4曲が追加された『NEO PARK』完全盤

TRACKLIST
1. #1 entrance
2. たったひとさじの日々
3. Trinos
4. 薫風ライナー
5. noumu
6. Symphonic
7. 風の谷のナウシカ
8. ビーチサイドファントム
9. maigostone

ゲスト・ミュージシャン:NAPPI(トロンボーン)/加藤雄一郎(サックス)/宮下広輔(ペダル・スティール・ギター)/池田若菜(フルート)/松田”CHABE”岳二 (パーカッション)