fhánaのいろいろな音を担当しているkevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)です。最近、自分が子どもの頃に聴いていた音楽をよく聴きます。たぶん、あまり外出もせずに思い出に浸っていたり、内省的な気持ちになったりすることが増えたからかもしれません(笑)。子ども時代に聴いていた曲を紹介する機会ってあんまりないと思うので、今回はそんな僕の思い出の楽曲を紹介しようと思います。
まずは1曲目、Miz “New Day”。これは、僕が初めてお小遣いで買ったCDの曲です。確か当時TVCMでこの曲が使われており、TVでそれを一聴した僕は即メモを取って、急いで最寄りのCDショップへ行き購入しました。あの時TVCMを観ていなかったら……CDショップに駆け込んでいなかったら……もしかしたら僕はこのようなお仕事をしていなかったのかもしれません。いま聴いてもすごく爽やかなポップスだなと思います。後から知ったんですが、この楽曲はスウェーデンの作家チームが作曲を担当し、レコーディングもスウェーデンで行われたそうです。北欧の壮大で爽やかな空気感が大好きなので、もしかしたら子どもながらにそれを感じ取っていたのかもしれません。
続いて2曲目、Do As Infinity “Week!”。何をきっかけにこの曲を知ったのかはもはや忘れてしまったのですが、当時MDにこの曲を録音して狂ったように聴きまくっていました。僕は、生っぽくないデジタルなリズム・トラックで作られたロック・ミュージックが好物なのですが、思い返せばそういう曲が好きになったのは子どもの頃に聴いたこういう曲の影響なんだと思います。それにしても、改めて聴くと現代人の悩みについて歌ったような歌詞なんですね。当時子どもだった僕には当然ながら歌詞の意味なんてよくわかっていませんでした(笑)。
3曲目は、光永亮太 “Always”。これはですね、もちろん曲がすごく良いというのもあるのですが、〈自分と同じ姓のアーティスト〉であることがなんだか妙に子どもの頃嬉しかったんです(笑)。確かこの曲を知ったのは、両親がこの曲を車に乗りながら再生していたからだった気がします。家族で出かける時に車の中で繰り返し聴いているうちに大好きになりました。すごく良いポップスなので、いまでもDJをする時に使用することが多いです。
いかがだったでしょうか。ここで紹介するために昔聴いていた曲を聴き直していると、自分のルーツとか音楽の好みが形成された過程を改めて自覚することができておもしろかったです! 皆さんの思い出の曲も知りたいのでぜひTwitterなどで教えてください! それじゃ、またね!
kevin mitsunaga
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyuxuki waga、kevin mitsunaga(Leggysalad)という3人のサウンド・プロデューサーとヴォーカリストのtowanaから成るユニット、fhánaのいろいろな音を担当。最新シングル“愛のシュプリーム!”(ランティス)が好評リリース中! コロナウィルスの感染拡大防止に向けて開催延期となっていた〈fhána Love Supreme! Tour 2021 TOKYO – OSAKA〉の振替公演も2022年1月に決定しました。詳細については〈http://fhana.jp/〉でご確認ください。