ジャーマン・テクノのカリスマ、オルター・イーゴの片割れであるローマン・フリューゲルのソロ2作目。実に落ち着いたテクノ作品で、そのクォリティーの高さは流石です。アンビエントIDMエレクトロもひとつのマシーン・ミュージックとして消化され、エレクトロニックな気持ち良さだけが残ったような。20年を越えるキャリアの長さと深さを感じさせるに十分な出来映え。テクノの原点を聴く思いになります。