ジャパニーズソウルディーヴァ、Hanah Springが最新アルバム『SOZO』(2023年6月26日リリース)を引っ提げて2023年7月1日(土)にビルボードライブ横浜に初登場する。前作から5年の歳月をかけた、キャリアの集大成となるセルフプロデュースアルバムを創り上げたHanah Springの〈今〉を目撃しよう。
Hanah Springの〈今〉に触れる前に、まずは現在の音楽性にも強い影響を与えているバックグラウンドについて目を向けてみたい。ジャズギタリストの父、ジャズシンガーの母との間に生まれたHanah Springは、幼少期から常に音楽が溢れる環境で育った。姉や弟たちとジャズのスタンダードナンバーやジャクソン5、TLCなどを踊り、歌っていたというから、早くからジャズやソウルの魂が血肉と化していたことがわかる。
10歳の頃に作曲を開始し、高校時代にはボイストレーナーに師事。音楽的素地を育むとともに、数回の渡米を経験し語学も習得したという。高校卒業後、いよいよ本格的に音楽活動をスタートさせると、渋谷界隈のアンダーグラウンドシーンでさまざまなミュージシャンとセッションを重ねながら、ゲストボーカルとしてライブやレコーディングにも参加し、アーティストとしてのスキルを磨いた。
そして、2008年にHanaH名義でミニアルバム『Soulflower』をリリースし、翌年にはシングル“明日また、笑えるように”でメジャーデビュー。念願のファーストアルバム『i’m not alone』(2010年)では、ファンキーなソウルナンバーからバラードまで多彩な楽曲に挑戦し、セカンドアルバム『loveflower』(2012年)では、よりファンキーでソウルな雰囲気が漂う1枚に仕上げた。Hanah Spring名義でのファーストアルバム『Handmade Soul』(2014年)にはMURO、黒田卓也、Kan Sanoなど国内外で活躍するアーティストらが参加し、さらにセカンドアルバム『Dreamin’』(2018年)ではMISIAも作詞で参加するなど、卓越したプレイヤーやアーティストとの相乗効果を生み出してきた。
また、Hanah Springを語るうえで忘れてはいけないのは、傑出したステージパフォーマンスである。バックコーラスとしてMISIAのライブツアーに参加し、エリカ・バドゥやザ・ルーツ、ミュージック・ソウルチャイルドの来日公演ではオープニングアクトを務めるなど、そのボーカルパフォーマンスは一流アーティストの認めるところである。
90’sフレイバー溢れるR&Bをベースにしながらソウルフルにまとめ上げた新作『SOZO』を携えてのビルボードライブ公演は、デビュー15周年にして集大成のようなライブになること間違いなしだ。アーティストの呼吸さえ伝わるような至高のライブ空間であるビルボードライブ横浜で、ますます磨きのかかったソウルフルな歌声を堪能して欲しい。
LIVE INFORMATION
Hanah Spring
’SOZO’ Release Live
2023年7月1日(土)ビルボードライブ横浜
1stステージ 開場/開演:15:00/16:00
2ndステージ 開場/開演:18:00/19:00
サービスエリア/カジュアルエリア:6,000円/5,500円(1ドリンク付)
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=14235&shop=4
※本公演は映像収録が入る可能性がございます。お客様が映像に映りこむ場合もございますので、あらかじめご了承ください
※本公演はClub BBL会員、および一般販売をウェブ受付のみ実施いたします
※法人会員はお電話にてご予約を承ります
■メンバー
韻シストBAND
Koich(MIZUKAMI)(キーボード)
kzyboost(トークボックス)
吉岡悠歩(バックグラウンドボーカル)
Daisuke(バックグラウンドボーカル