早耳ミュージシャンたちの賛辞に始まり、TV番組でのフックアップや初のドラマ・タイアップと、追い風が止まらない自作自演家による新EP。インディー然としたロックにハウス、斉藤ネコのヴァイオリンがダークな疾走感に拍車をかける“samurai”など多彩な楽曲を繋ぐのは、抑えたトーンの奥底でくすぶる熱。気怠い声の親密さと相まって、普通の人にこそ刺さりそう。