
日本デビューを決心させたファンの声
――今回、おふたりは日本でデビューを果たしますが、デビューを決めたきっかけを教えてください。
Muang「これまでタイで曲をリリースする中で、どの国の方が聴いているのかを分析データでチェックしていたんです。そこに日本の方が多いことに気づいたのも1つのきっかけですが、なによりもSNSで日本のファンの方が〈来日してほしい〉と言っていただけたのが大きな決め手となりました。さらに、同じ事務所の先輩であるINKさんが日本でアルバムをリリースしたり、SUMMER SONICに出演することが決まったりしているのを見て、僕たちもチャレンジしたいと思ったんです」
――SUMMER SONICには出てみたいですか?
Cake「出たいです! まだ行ったことはないんですが、すごく憧れているんです。いつかこの夢が叶ったらいいなと願っています」

日本語曲の難しさに悪戦苦闘
――今回のEP『DINNER IN TOKYO』では、日本語での楽曲が多く収録されます。どのように制作したのでしょうか?
Muang「今回は、初めて日本人のプロデューサーさんと一緒に制作をしたんですが、なによりも言語の壁が大きくて、大変でした。まず、自分の気持ちが、意味がちゃんと伝わっているのか不安だったんですよね」
Cake「そこで日本人のコーチに参加していただき、歌詞の意味を1行ずつ教えてもらい、発音も指導してもらいました。単語の意味をしっかり理解した後は、そこに同じ気持ちを入れて歌ったので、伝わったら嬉しいですね」
――しっかりと伝わってきました! とくに“I (don’t) MISS YOU (Japanese Version)”は切なさのなかにかわいらしさがあり、シリアスベーコンらしさがあるなと思いました。
Cake「そこがシリアスベーコンのこだわりなんです。歌詞は切ないけれど、ハッピーでかわいらしい楽曲にするというバランスは大事にしています」
――MVは日本で撮影されていましたが、いかがでしたか?
Muang「先日、〈タイフェスティバル東京2024〉の記者会見で来日した際にMVを制作しました。ちょうど桜が満開の季節だったので、ものすごくキレイな映像が撮影できたんです。あまりにも美しくて、感動しました」
Cake「スタッフさんのオススメの路面電車に乗ったり、街中を散策したりと、すごく自然な雰囲気を映像に収めることができたと思います。実はここでもずっと食べている姿が映っているんです(笑)。とっても自然体の私たちが映っているので、楽しんでもらえたら嬉しいです」
――“聞きたくない(Say No More)”はタイで大ヒットした楽曲の日本語ver.となります。主人公は強がっている女性ですが、Cakeさんの性格そのままが反映されていますか?
Cake「あはは。その通りです(笑)。自分の視点で書いているので、センシティブな気持ちをそのまま歌詞にしました」
Muang「僕は歌詞を通して、Cakeがそう思っているんだと感じたり、友達のことを歌詞に書いたりすることもあるので、毎回純粋に歌詞を楽しんでいます」