関西在住の素敵なミュージシャンといえばSugar's Campaignもその一組。Day Tripper Records主宰、ソロの躍進もめざましいロン毛&奇抜なファッションでおなじみSeiho氏と多彩なプロデュースワークと真摯&独特なポップセンスを持つAvec Avec氏の2人組なのですが、そんな彼らが満を持してファースト・シングルをリリース(okadada+自分のユニットとシュガーズでスプリット7インチも近日リリース!)。そんなわけでわりかし横目から、そんな彼らのタワレコでも買える仕事群、チョイスさせていただきます! 

 

泉まくら マイルーム・マイステージ 術ノ穴(2013)

1. 泉まくら 『マイルーム・マイステージ』 術ノ穴(2013)

ここではSugar's Campaignとして“東京近郊路線図”に参加。何よりもアウトロの素晴らしさに震えてほしいです。このままフェードアウトするのが逆にわかりがある……シュガーズのいつものヴォーカル・アキオさんの声が遠ざかって、電車が走り去っていくなんてオシャレすぎや!

 

 

YUKI 誰でもロンリー エピック(2014)

2. YUKI 『誰でもロンリー』 エピック(2014)

ハウシーな原曲をRAWな感じの4つ打ちに変換した〈Seiho Remix〉は、音色は同じくもこれまでのSeihoさんの仕事とも一風変わった雰囲気が良いですね。キック連打パートが好きです。チラっと伺ったところ最初はヴォーカル・スクリューしたヴァージョンもあったとのことで、俺はそれが聴いてみたいんですが(笑)。ちなみに僭越ながら私も“わたしの願い事”をリミックスさせていただいた過去があるので、そちらもチェックしてみてね(便乗)!

 

 

Sugar's Campaign ネトカノ Sugar's Campaign(2014)

3. Sugar's Campaign 『ネトカノ』 Sugar's Campaign(2014)

そしてどちらもずーっとライブで見れていたのにリリースされていなかったので、僕らからすればまさに満を持してリリースされたこの“ネトカノ”。最初は違う曲名だったそうですが(B面“香港生活”も)こんな感じに落ち着いたそうです。やっぱりお互いのソロ活動の還元されてる感じやB面のアシッドはライヴでも最高ですが、CDで聴いてもやっぱり素敵。ペン&レターセット(!?)が付いて税込1,000円、加えてジャケはSeihoさんの自室らしく、味わい深いアートワークも込みでチェックしてみてください。

 

 

tofubeats(トーフビーツ)
90年生まれ、神戸在住のトラックメイカーにして、今月のbounce表紙でドーナツを食ってる御仁。豆腐の日=10月2日には、待望のメジャー・ファースト・アルバムとなる『First Album』(unBORDE)をドロップ! それまではインタヴューを読んだり、CONVERSE JAPAN提供のフリー・ダウンロード音源をチェックしたりしてソワソワ待つことにしましょう。リリース後に控えるさまざまな動きなど、その他の最新情報は〈www.tofubeats.com〉でチェックを!