(左から)柳樂光隆、橋本 徹

1994年に最初のコンピレーションアルバムをリリースしてから、2024年に30周年を迎えた『Free Soul』。これを記念して、『Legendary Free Soul ~ Supreme』『Legendary Free Soul ~ Premium』という2作のCDがリリースされた。さらに今回、橋本徹(SUBURBIA)が監修・選曲を担う7インチシングルのシリーズ〈Free Soul 7inch Collection〉がリリースされる。その第1弾は、11月3日(日)の〈レコードの日2024〉の対象作品として発表される6タイトル。ジャクソン・シスターズ、オデッセイ、テリー・キャリアー、コーク・エスコヴェード、ジャクソン・ファイヴらの人気曲が集まっており、連続して12月21日(土)にも6枚のリリースが決定している。

今回はこの〈Free Soul 7inch Collection〉の発売に合わせて、橋本と音楽評論家の柳樂光隆(Jazz The New Chapter)が〈7インチ化したいFree Soul的6枚・12曲〉を選んだ。インタビュー記事とともに楽しんでほしい。 *Mikiki編集部


 

橋本徹(SUBURBIA)の7インチ化したい6枚・12曲


SIDE-A 
Michel Legrand / My Baby
SIDE-AA
Pam Purvis / Love Touches All


SIDE-A
Piotr Figiel / Księżycowe Dziewczyny
SIDE-AA
David Alexandre Winter / Qu’est-ce Que J’ai Dansé!


SIDE-A
Ray Terrace / I Make A Fool Of Myself
SIDE-AA
Raphael Chicorel / You’re My Reason


SIDE-A
Doug Parkinson’s Southern Star Band / Rainbow In Your Eyes
SIDE-AA
The Latinos / It Must Be Love


SIDE-A
The Voices Of East Harlem / Cashing In
SIDE-AA
Whirlwind / Don’t Let Him Get The Best Of You


SIDE-A
Leroy Hutson / I Think I’m Falling In Love
SIDE-AA
Natural Four / Count On Me

〈Free Soul 7inch Collection〉の選曲は今のところ、30周年のアニヴァーサリーを機に新しい音楽ファンや若い世代にFree Soulの魅力を伝えたいという僕の思いと、レーベルやバイヤーの方の「Free Soul クラシック~キラー・チューンとして人気のある“この曲”をあらためて(さらに)売っていきたい」という意向を踏まえたセレクションになっているが、このコラムでは、自分や僕のまわりのDJたちが喜び重宝するだろう、とっておきの6枚・12曲のカップリングを考えてみた。いずれも企画をいただいた当初に提出した200曲あまりの選曲候補リストに入れていた名作だが、今回の〈Free Soul 7inch Collection〉へのエントリーにはひと苦労しそうで、30周年記念コンピ『Legendary Free Soul ~ Supreme』と『Legendary Free Soul ~ Premium』にも諸事情で収録できなかったマイ・エヴァーグリーンだ。いつかこんな夢のような組み合わせのリリースが実現する日が来ることを希って。

橋本徹(SUBURBIA)

 

柳樂光隆(Jazz The New Chapter)の7インチ化したい6枚・12曲


SIDE-A
Linda Lewis / Spring Song
SIDE-AA
Sheree Brown / It’s A Pleasure


SIDE-A
Terry Callier / Ordinary Joe
SIDE-AA
Jon Lucien / Would You Believe In Me


SIDE-A
Minnie Riperton / Simple Things
SIDE-AA
Laura Allan / Opening Up To You


SIDE-A
Gloria Scott / What Am I Gonna Do
SIDE-AA
Melissa Manchester / Bad Weather


SIDE-A
Ellen McIlwaine / Toe Hold
SIDE-AA
Jose Feliciano / Golden Lady


SIDE-A
Leroy Hutson / I Think I’m Falling In Love
SIDE-AA
Weldon Irvine / I Love You

フリー・ソウルのシリーズが始まった1994年、僕は高校生だった。まだ田舎でJ-POPを聴いていたころだ。だから僕にとってフリー・ソウルはリアルタイムではない。うっすら覚えているのは最初に買ったのがいわゆるコンピレーションではなく、アイズレー・ブラザーズやカーティス・メイフィールドの編集盤で、しかも中古で買ったこと。

一方で2000年に始まったカフェ・アプレミディのシリーズは上京した後だったこともありほぼリアルタイムで聴いていた。大学時代にブラジル音楽に夢中になって、ボサノヴァやMPBの再発CDを買っていたし、ソフトロックも好きだったので、カフェ・アプレミディはそのころ、自分の志向のど真ん中だった。僕よりもずっと趣味が良かった当時の恋人の家に『Écru』『Rouge』など何枚かあり、それを借りて聴いたりもしていた。そこから橋本徹という人を認識して、フリー・ソウルのシリーズを知った、という流れだったと思う。 

なので、僕は両シリーズに関してはずっと「フリー・ソウル<カフェ・アプレミディ」だった。最終的には両方とも好きになったが、当時の僕はどちらかというとリラックスできるもの、メロウなものが好きだったこともあり、フリー・ソウルのシリーズは少しパーティーの色が強過ぎた。なので、僕が橋本徹の選曲の中で好きなのはフリー・ソウルのものであっても、カフェ・アプレミディ的なニュアンスがあるもの。つまりはフォーキーなもの、シンガーソングライター的なもの、ブラジル音楽のエッセンスが入っているもの。フォーキーでメロウなものが好みだった。

なんといっても、リンダ・ルイス、シェリー・ブラウン、ローラ・アラン、そして、ミニー・リパートン“Simple Things”。自分の中で最もシンボリックなのはアリス・クラークよりもグロリア・スコットだし、フリー・ソウルならホセ・フェリシアーノやジョン・ルシアンは欠かせないだろう、みたいなのがフリー・ソウル観。その感覚で選んだのが上記の7インチ6枚、12曲です。

泣く泣く落としたマイ・クラシックスはコリン・ブランストーンの“Caroline Goodbye”やキャロル・キングの“Brother, Brother”、ダイアナ・ロスの“I’m Still Waiting”あたり。インディア・アリーの“Video”やドニー“Do You Know?”、コリーヌ・ベイリー・レイ“Put Your Records On”、グレッチェン・パーラトやベッカ・スティーヴンス、アラン・ハンプトンと一緒にかけたい感じがある曲が僕にとってのフリー・ソウルだなと。

自分の中でのフリー・ソウルはDJで踊らせるための曲ではなくて、「あぁ、いい曲だなぁ」って気持ちをフロアで、もしくはDJバーやカフェで友人たちと共有するためにかける曲ってイメージなんだろうなと思いました。

柳樂光隆(Jazz The New Chapter)

 


RELEASE INFORMATION
Free Soul 7inch Collection

監修・選曲:橋本徹(SUBURBIA)
形態:7インチレコード 45rpm ドーナツホール仕様
オリジナルマスター音源使用/2024年カッティング

 

JACKSON SISTERS 『Miracles / Boy You’re Dynamite (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年11月3日(日)レコードの日2024対象タイトル
品番:FREESOUL-0001
価格:2,200円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: Jackson Sisters / Miracles
SIDE AA: Jackson Sisters / Boy You’re Dynamite

鮮烈なホーン・セクションとファンキーに刻まれるギターが印象的な究極のレア・グルーヴ・クラシック“Miracles”と、典型的なノーザン・ソウル・スタイルの華やかな盛り上がりに心弾む“Boy You’re Dynamite”、ジャクソン・シスターズの特大人気作2曲をカップリング!

 

ODYSSEY, TERRY CALLIER 『Battened Ships / Ordinary Joe (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年11月3日(日)レコードの日2024対象タイトル
​品番:FREESOUL-0002
価格:2,200円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: Odessey / Battened Ships  
SIDE AA: Terry Callier / Ordinary Joe

夜の向こう側まで突き抜けるような疾走感あふれる、躍動感に満ちたヤング・ソウルの金字塔、オデッセイの“Battened Ships”と、哀愁をたたえたメロディーに、慈愛とスピリチュアリティーに満ちた歌心が胸を打つ名曲、テリー・キャリアーの“Ordinary Joe”をカップリング!

 

THE SPINNERS, SWEET CHARLES 『It’s A Shame / Yes It’s You (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年11月3日(日)レコードの日2024対象タイトル
​品番:FREESOUL-0003
価格:2,200円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: The Spinners / It’s A Shame
SIDE AA: Sweet Charles / Yes It’s You

イントロのギターからフロアに歓声が沸く、モータウン時代のスピナーズによるスティーヴィー・ワンダー作の熱く燃え上がる不朽の名品“It’s A Shame”と、小気味よいビートがチャーミングな、JBファミリーのスウィート・チャールズによる至宝“Yes It’s You”をカップリング!

 

COKE ESCOVEDO 『I Wouldn’t Change A Thing / Make It Sweet (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年11月3日(日)レコードの日2024対象タイトル
​品番:FREESOUL-0004
価格:2,200円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: Coke Escovedo / I Wouldn’t Change A Thing
SIDE AA: Coke Escovedo / Make It Sweet

軽やかなブレイクに心地よいワウ・ギターがグルーヴィーなジョニー・ブリストル“I Wouldn’t Change A Thing”の名カヴァーと、ざわめきの中からご機嫌なラテン・グルーヴが生まれる“Make It Sweet”、コーク・エスコヴェードの二大キラー・チューンをカップリング!

 

THE JACKSON 5, LEXIA (JEAN LECCIA) 『It’s Great To Be Here / Good Morning To You (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年11月3日(日)レコードの日2024対象タイトル
​品番:FREESOUL-0005
価格:2,200円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: The Jackson Five / It’s Great To Be Here
SIDE AA: Lexia / Good Morning To You

若きMJの溌剌とした歌唱も胸に迫る高揚感あふれるグルーヴィー・ヤング・ソウル最高峰、ジャクソン・ファイヴの“It’s Great To Be Here”と、至福へと誘うメロディーにフロア沸騰する軽快ソフト・ロック絶品、レクシアの“Good Morning To You”をカップリング!

 

THE STYLE COUNCIL, SERGIO MENDES & BRASIL ’66 『My Ever Changing Moods / Tristeza (Goodbye Sadness) (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年11月3日(日)レコードの日2024対象タイトル
​品番:FREESOUL-0006
価格:2,200円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: The Style Council / My Ever Changing Moods (Single Version)
SIDE AA: Sergio Mendes & Brasil ’66 / Tristeza (Goodbye Sadness)

ソフィスティ・ポップの代名詞スタイル・カウンシルのアコースティック&グルーヴィーなUKブルー・アイド・ソウル記念碑“My Ever Changing Moods”と、湧き上がるブラジリアン・リズムに乗せて感極まるようにフロアを大合唱へ導くセルジオ・メンデス“Tristeza”をカップリング!

 

KING JAMES VERSION, MARK CAPANNI 『I’ll Still Love You / I Believe In Miracles (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年12月21日(土)
品番:FREESOUL-0007
価格:2,640円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: King James Version / I’ll Still Love You
SIDE AA: Mark Capanni / I Believe In Miracles

ブッダ・ブランド“人間発電所”~加藤ミリヤ“夜空”などでサンプリングされたことでも知られる、King James Versionによるカルト的人気のメロウ&ハートウォームなゴスペル・ソウル名曲“I’ll Still Love You”と、究極のフロア・フィラーにしてFree Soulクラシックとして名高いJackson Sisters“Miracles”の原曲で、ライムスター“The Choice Is Yours”にもサンプリングされたMark Capanniの傑作“I Believe In Miracles”を好カップリング!

 

GLORIA SCOTT, DIANA ROSS 『That’s What You Say (Everytime You’re Near Me) / One Love In My Lifetime (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年12月21日(土)
品番:FREESOUL-0008
価格:2,640円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: Gloria Scott / That’s What You Say (Everytime You’re Near Me) 
SIDE AA: Diana Ross / One Love In My Lifetime

Barry Whiteがプロデュースした歌姫Gloria Scottによる、至福へといざなう甘美で切ない情感あふれるメロディーに胸を締めつけられる感涙の名曲“That’s What You Say (Everytime You’re Near Me)”と、モータウンのファースト・レディーDianna Rossによる、躍動感に満ちた華やかなアレンジに導かれてサビで感極まる、こみ上げメロウ・ソウルの最高峰“One Love In My Lifetime”を好カップリング!

 

MARLENA SHAW, MINNIE RIPERTON 『Feel Like Makin’ Love / Simple Things (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年12月21日(土)
品番:FREESOUL-0009
価格:2,640円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: Marlena Shaw / Feel Like Makin’ Love
SIDE AA: Minnie Riperton / Simple Things

60年代に数多くの名作をCadetに残したヒップなディーヴァMarlena Shawが70年代にBlue Noteに吹きこんだ、歌心あふれる参加ミュージシャンの匠のプレイも光る不朽のラヴ・ソング名唱“Feel Like Makin’ Love”と、永遠の名ラヴ・ソング“Lovin’ You”でも知られるパーフェクト・エンジェルMinnie Ripertonによる、キュート&チャーミングな歌声と小気味よいギター・カッティングが心地よい珠玉のアコースティック・ソウル“Simple Things”を好カップリング!

 

THE POINTER SISTERS 『Waiting On You / Bring Your Sweet Stuff Home To Me (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年12月21日(土)
品番:FREESOUL-0010
価格:2,640円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: The Pointer Sisters / Waiting On You
SIDE AA: The Pointer Sisters / Bring Your Sweet Stuff Home To Me

The Pointer Sistersによる二大人気チューン、タイトに弾けるビートに夢のような気持ちよさのスティールパンも最高すぎる、イントロからフロアに歓声が湧くグルーヴィー・ソウルの金字塔“Waiting On You”と、Stevie Wonderのエレクトリック・ピアノも弾む、軽快なブラジリアン・フレイヴァーのサウダージ・グルーヴ“Bring Your Sweet Stuff Home To Me”を好カップリング!

 

ALZO & UDINE, CHARLES WILLIAMS (FINLAND) 『Hey Hey Hey, She’s O.K. / Standing In The Way (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年12月21日(土)
品番:FREESOUL-0011
価格:2,640円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: Alzo & Udine / Hey Hey Hey, She’s O.K. 
SIDE AA: Charles Williams / Standing In The Way

フォーキーSSWのAlzoとパーカッショニストのUdineによる、ラヴリーなソウル・フィーリングに惹かれる、清々しくピースフルで爽やかなホワイト・グルーヴの至宝にして記念碑“Hey Hey Hey, She’s O.K.”と、心洗われるアカペラ・コーラスに始まり、グルーヴィーなギター・カッティングに心暖まる、Charles Williamsによるフィンランド産アコースティック・ソウルの秘宝にして桃源郷“Standing In The Way”を好カップリング!

 

BOYS TOWN GANG, BOBBY CALDWELL 『Can’t Take My Eyes Off You / Love Won’t Wait (Free Soul 7inch Collection)』 TOWER RECORDS LABEL(2024)

リリース日:2024年12月21日(土)
品番:FREESOUL-0012
価格:2,640円(税込)
初回生産限定盤/全国流通盤/ドーナツホール仕様 45rpm

TRACKLIST
SIDE A: Boys Town Gang / Can’t Take My Eyes Off You
SIDE AA: Bobby Caldwell / Love Won’t Wait

胸を疼かせる素晴らしいメロディーとダンサブルなサウンドで人気絶大な、天下無敵のディスコ・クラシック、Boys Town GangによるFrankie Valliの名曲カヴァー“Can’t Take My Eyes Off You (君の瞳に恋してる)”と、青空へと突き抜けるように伸びやかな歌とメロディー、快く走るリズムに魅了されるドライヴ・ミュージックの極めつけ、ミスターAORことBobby Caldwell一世一代の名品“Love Won’t Wait”を好カップリング!

 

EVENT INFORMATION
《Free Soul 7inch Collectionリリース記念》
橋本徹(SUBURBIA)× ケイチ&ココナッツ・グルーヴ(熊谷慶知&市原諒)トークショウ&ミニライブ in TOWER VINYL SHIBUYA(タワーレコード渋谷店 6F)

■イベント内容
橋本徹(SUBURBIA)監修・選曲による新7インチ・シリーズ〈Free Soul 7inch Collection〉リリース開始を記念して、TOWER VINYL SHIBUYA(タワーレコード渋谷店 6F)にて、2024年11月9日(土)13:00より観覧フリーでインストアイベントを開催! 出演と内容は、橋本徹と〈サブスク世代の渋谷系〉と呼ばれ話題沸騰中の若手バンド、ケイチ&ココナッツ・グルーヴから熊谷慶知と市原諒の3名によるFree Soulにまつわるトークショウと、熊谷慶知&市原諒による〈Free Soul 7inch Collection〉リリース曲のカバーミニライブ!

11月3日(日)の〈レコードの日2024〉の対象タイトル〈Free Soul 7inch Collection〉第1弾の6タイトルのうち、1枚をご購入いただいた方に特典券1枚をプレゼントいたします。インストアイベント開催時のみ引き換え有効で、非売品特製ポストカードをプレゼントいたします。ポストカードへのサイン入れ、7インチへのサイン入れをご希望される方には、トークショウ&ミニライブ終了後に対応させていただきます。

■場所
タワーレコード渋谷店 6F イベントスペース

■開催日時
2024年11月9日(土)
開演時間:13:00

■問い合わせ先 
タワーレコード渋谷店
TEL: 03-3496-3661

https://tower.jp/article/news/2024/10/26/ta001

 


PROFILE: 橋本 徹(SUBURBIA)
編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。サバービア・ファクトリー主宰。渋谷の〈カフェ・アプレミディ〉〈アプレミディ・セレソン〉店主。『Free Soul』『Mellow Beats』『Cafe Apres-midi』『Jazz Supreme』『音楽のある風景』シリーズなど、選曲を手がけたコンピCDは350枚を超え世界一。USENでは音楽放送チャンネル〈usen for Cafe Apres-midi〉〈usen for Free Soul〉を監修・制作、1990年代から日本の都市型音楽シーンに多大なる影響力を持つ。最近はメロウ・チルアウトをテーマにした『Good Mellows』シリーズや、香りと音楽のマリアージュをテーマにした『Incense Music』シリーズが国内・海外で大好評を博している。25周年を迎える〈カフェ・アプレミディ〉とBAYCREW’Sのインテリア・ブランドACME Furnitureのコラボ・プロジェクトやダブルネーム・コンピも2024年11月29日ローンチ予定。

PROFILE: 柳樂光隆
島根県出雲市出身。出雲高校〜東京学芸大学教員養成課程卒。音楽評論家、プロインタビュアー、教育者、DJ、ラジオパーソナリティ。主な仕事はジャズとその周りの音楽についての執筆、インタビュー、講演、講義、企画、監修。「Jazz The New Chapter」シリーズを中心に21世紀以降のジャズの動向を音楽史と接続させながら伝える活動を行っている。大学ではジャズとその他のジャンルとの関わり、ジャズを取り巻く環境や社会との関係などを教えている。近年はジャズを起点にイギリスの音楽を解説する講義も行っている。