レッド・ツェッペリンのドラマー、ジョン・ボーナムの評伝「ビースト――ジョン・ボーナム評伝 レッド・ツェッペリンを支えたドラムスの野獣(仮)」が2025年1月31日(金)に刊行される。
1970年代、そして2024年現在においても〈史上最強のドラマー〉の一人として数えられるジョン・ボーナム。本書ではパーカッションに魅了された少年時代から、弱冠20歳にしてニュー・ヤードバーズ(後のレッド・ツェッペリン)のドラマーとして抜擢され、世界の頂点に君臨した黄金期などが綴られている。
また、孤独なロード生活によるアルコールや薬物への依存の末に迎える壮絶な死など、その波乱に満ちた人生、音楽観が濃密に描写された1冊となっているという。
なお、本書の序文はデイヴ・グロール(ニルヴァーナ、フー・ファイターズ)が執筆している。デイヴによる序文は以下のとおり。
本書はジョン・ボーナムの生涯を深く、そして楽しく掘り下げてくれる。あの伝説のビートを演奏するためのインスピレーションとなったものに一層の光を注いでいる。これを読めば、ジョン・ボーナムの新たな面が理解できるはずだ。
――デイヴ・グロール(ニルヴァーナ、フー・ファイターズ)
レッド・ツェッペリン関連のトピックとしては、長らく制作されていたドキュメンタリー映画「Becoming Led Zeppelin」が2025年に公開されることが決定している。日本での公開時期は未定だが、世界各国では2025年2月7日(金)よりIMAX限定で公開される予定だ。
〈ボンゾ〉の愛称で親しまれ、繊細さと狂暴さを共存させたプレイスタイルで今も多くのドラマーに影響を与え続けているジョン・ボーナム。ドキュメンタリー映画の公開前に必ず読んでおきたい1冊だ。
BOOK INFORMATION
発売日:2025年1月31日(金)予定
ISBN:978-4-86647-234-8
価格:4,950円(税込)
体裁:A5判/並製/432ページ(予定)
著者:C・M・クーシンズ
翻訳:稲葉光俊
序文:デイヴ・グロール
発行元:DU BOOKS
発売元:株式会社ディスクユニオン