日本ジャズ界の至宝デュオとなる中牟礼貞則(ギター)と渋谷毅(ピアノ)による傑作。日本ジャズ隆盛期の1960年代以降のジャズ現場やスタジオ、作品での共演歴ある2人がブルース、スタンダード、エリントンなどの曲で独自の世界観で確立。浅川マキや小沢健二のレコーディングやソロ作での活動も精力的な渋谷の円熟味を含む麗しいピアノ、稲葉國光との〈60×178〉や3世代を代表するギタリスト達との〈Generations guitar trio〉などで精力的な活動を続ける中牟礼の百戦錬磨のスウィングの好演盤。高柳昌行が渋谷を迎えた『ジャジー・プロフィール・オブ・JOJO』で演奏したM②も収録。ええやんええやん。