スイス映画界の巨匠、アラン・タネールの中期を代表する2作品が、世界初4KレストアBDでセット発売。長年VHSでしか観ることができなかったため、待望の復刻です。「光年のかなた」は人工翼で空を飛ぼうとする奇妙な老人と、彼に魅了される若者の交流をファンタジーとリアリズムを交えて描いた傑作。第34回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞。「白い町で」は名優ブルーノ・ガンツがリスボンの町を彷徨う男を描いた作品。即興的な演技と、主人公が撮影した8ミリ映像を劇中に差し込む実験的な作風が特徴。ドキュメンタリー性と詩的な映像のコントラストが素晴らしい傑作。