秩父を拠点とし多岐にわたる活動・交流と共に作品を生み出し続ける彼の今年3枚目・通算44作目(!)のアルバム。秩父の自然にただ身を委ねるのではなく、自然と真摯に向き合って生まれた内容は、透徹した知の賜物。縦横無尽なテクニックで爪弾くギターは曲ごとに表情を変え、それ自体がドラマのようだ。“Echo Botánico VI”も滴るような美しさ。