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ⒸBig Brother Recordings

今のオアシスで聴きたい曲

――みなさんの満足感がビシビシ伝わってきました。本当に代表曲ばかりが並べられた充実のセットリストだったと思うんですけど、逆に〈この曲はやってほしかった〉という曲はありますか?

田中「僕はライブの1週間前ぐらいから『Familiar To Millions』を鬼のように聴いてて、それもあってか聴きたかったのは“Step Out”。この曲もライブですごく盛り上がるから、ぜひ聴いてみたかった。あと個人的に『Heathen Chemistry』とかバンドの中期の作品が結構好きなんで、“The Hindu Times”とかそのあたりの曲もやってほしかったかな。

あとはラストの“Champagne Supernova”が終わったあとに、なにかカバーを1曲やらないかなって思ってて。自分は事前にセトリを確認してなかったから、“I Am The Walrus”とかをやるのかなってちょっと期待してました(笑)」

頼本「私は“Lyla”は絶対に聴けるだろうって思っていたんですよ。でもライブが終わった時、“Lyla”をやったのかどうかも考えられないぐらいベストな内容だったので、私は正直今回のセトリで大満足でした。でもやっぱり“Lyla”でも盛り上がりたかった……」

廣川「自分も“Lyla”は絶対聴きたかったので、次回こそはやってほしいですね。あと後期のアルバムからだと“The Shock Of The Lightning”とかですかね。当時はリアムのボーカルの調子も良くなかったので、今のベストなコンディションで聴けたらめちゃくちゃ盛り上がっただろうなって。でも自分も全体的には今回のセットリストに不満はないですね」

柳田「聴きたかった曲……そうですね、私はライブの前に『Knebworth 1996』ですごい予習をしたんですけど、“Columbia”が聴けたらすごい嬉しかったなって。あと個人的にめちゃめちゃ好きなので歌ってほしかったのは“It’s Gettin’ Better (Man!!)”。あっ、あと“My Big Mouth”も! そのあたりは今後に期待したいです(笑)」

白神「“My Big Mouth”は2009年のフジロックではやってたんだよね」

柳田「そうなんですよ! 若いから聴けなかった勢として、一度ライブで聴いてみたかったです(笑)」

白神「僕が聴きたかったのは“She’s Electric”。あと『Don’t Believe The Truth』の曲をもっと聴きたかったな」

 

ⒸBig Brother Recordings

どこでもオアシスの話ができた1年間

――再結成のアナウンスから来日公演まで1年以上あったわけですが、この期間、アルバムの周年盤なども含めてすごい量のコンテンツがオアシスから届きましたよね。我々はそれらを届ける・発信する立場にもありますが、気になった商品やグッズ、または業務中のエピソードなどあれば教えていただきたいです。

田中「それでいうと、今回ツアーにあわせてグッズがいろいろ出たじゃないですか。しかもネット販売もあって、それがめちゃめちゃ助かったんですよ。自分は結構グッズを買ったんですけど、その中でもアディダスとのコラボがすごかった。ライブ当日も会場に行ったら6割ぐらいの人がアディダスとコラボしたトラックジャケットを着ていて。逆にちょっと着てる人が多すぎて、自分はジャケットを買わなかったんですけど(笑)」

頼本「みなさんも感じたかなと思うんですけど、どこに行ってもオアシスの話ができる1年間だったなって思います。再結成ツアーが発表されてから、どこの会場のチケットに申し込むか、何日から申し込みが始まるか、チケットが当たった、外れたっていうこともすべて話題に上がりました。本当に1年間、ずっとオアシスのことを考えていた年でした。

実際、いろいろなメーカーさんと話していて、自然とオアシスの話題になったりしました。来日公演が終わった後、ネームタグに入れてるキーホルダーを見て〈オアシスのライブ行ったんですか?〉って言ってもらったりして。そういうのもあって、もうずっとオアシスが話のネタになって、そこで相手と心が繋がるみたいなことがよくありました」

白神「いや、きっとオアシスネタはあと1年ぐらい持つと思いますよ(笑)。僕もこの期間、取引先の方と話す時は必ずオアシスの話になりましたね。相手が僕と同年代ぐらいだったら自然とチケットを取ったかどうかの話になったり」

頼本「同じです! 私はそこから〈サマソニでブラー見ましたか?〉みたいな感じで話を広げていきました(笑)」

廣川「自分は商品周りでいうと、洋楽のコンテンツとしては過去例がないぐらいの規模感でキャンペーンが組めたりしましたね。それこそ去年の〈Oasis 30周年特別展:リヴ・フォーエヴァー〉から年間を通して回せたっていうのは、本当にすごいことだなって改めて思います。

あとは関連書籍のリリースも多かったですよね。過去にもクイーンとかではあったと思うんですけど、今回はその時をはるかに凌ぐ勢いでいろいろな書籍が出ていて。それに来日前にはネブワース公演やリアムのドキュメンタリーなどが劇場公開されたり、本当に全方位で盛り上がっていた印象です」