ベースレス3ピースバンドTHE DO DO DO’sが、1stアルバム『MIRACLE』をリリースした。ベースレスと言えど侮るなかれ。1人1人から発せられる強烈なグルーヴ、それらが合わさった時の極上のサイケデリアは、きっとオルタナロック/サイケロック好きのリスナーの心を掴んで離さないはずだ。

今まさに日本全国へとその名を轟かせ始めたTHE DO DO DO’sをさらに深く知るため、メンバー3人に『MIRACLE』の制作時に影響を受けたアルバムや楽曲を挙げてもらった。1stアルバムのリリースに寄せたコメントと合わせて、彼らの音楽にかける熱い思いをぜひ受け取ってほしい。 *Mikiki編集部

THE DO DO DO's 『MIRACLE』 THE DO DO DO's(2026)

 

ボーカルって何をするんだ
by ヒノ・ヨーコ(ギター/ボーカル)

KEYSHIA COLE 『The Way It Is』 A&M(2005)

2000年代のDIVA、R&B歌手をディグってたら見つけて、歌唱力、歌、自分の声は自分だけのものであるって、すげーと思わせてくれました。

 

チャットモンチー 『生命力』 キューン(2007)

今までYUKIさんとか、Charaさんとか、椎名林檎さんとか、ボーカルとしての個性が強い人を参考にしてたけど、草野マサムネさんとか、えっちゃん(橋本絵莉子)みたいな、めちゃくちゃ上手くて真似できない個性があるのに、何気なく聴かせることが出来るボーカルのほうが、目指すべきボーカルなんじゃないかと思い始めました。

 

ジェームス・チャンス&ザ・コントーションズ『Molotov Cocktail Lounge』

なんだかんだ言って、声とリズムさえあれば楽しいじゃないか! 自分に足りないのはグルーヴを作るんだぜ、という気概なんだと思わせてくれました。

『MIRACLE』リリースに寄せて
めっちゃ頑張って作りました‼ THE DO DO DO’sでアルバムが出せて嬉しいです。よろしくお願いします!

 

THE DO DO DO’sのサウンドの基盤
 by クハラディ・クハラダ(ギター/ボーカル)

THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION 『Plastic Fang』 Matador(2002)

ベースレスバンドとして最もリスペクトしており、サウンド面においてもかなりの影響を受けています。今作においてもこのアルバムを参考とするべくほぼ全曲のギターをコピーしました。今作から僕のギターはドロップDチューニングでレコーディングを行っているのですが、これもジョン・スペンサー由来です。楽器だけでなく歌い方も最近は参考にしています。

 

ガール・トーンズ『Cherry Picker』

このバンドは女性ボーカルの2ピースベースレスバンドです。我々も女性ボーカルのバンドですので、参考にさせていただいてます。オクターバーを使用したり、コードよりも単音リフ等のアプローチが映える楽曲が多く収録されており、ベースレスバンドの良さを凝縮したEPだと思います。今作においても複数の曲で影響を受けて作ったものがあります。

 

YENA 『SMARTPHONE』 YUE HUA(2022)

楽曲もビジュアル面においても可愛らしく、ポップな要素が存分に備わっており世界観的な部分で影響を受けた作品です。最近K-POPにハマっていますが、入りはYENAでした。どこかJ-POP的な雰囲気もありながらコード進行は意外とシンプルで、ロックでポップスをやりたいという自分の気持ちにうまくマッチしている作品です。

『MIRACLE』リリースに寄せて
ついに初の全国流通盤、『MIRACLE』をリリースいたしました。THE DO DO DO’sの始まりの作品として、これからさらに多くの作品をリリースしていくことができればと思います。今年はさらに大きな会場やフェス出演などを目標に、愚直にロックンロールを続けていければと思ってますので、皆様是非ともライブに足を運んでいただけると嬉しいです。一歩ずつ着実に進んでいければと思いますので、何卒よろしくお願いいたします!