世界三大映画祭すべてで監督賞を受賞している巨匠ポール・トーマス・アンダーソン監督が、レオナルド・ディカプリオを主演に迎えた最新作。本作のベースとなったのがアメリカのポストモダン文学の巨匠トマス・ピンチョンが1990年に刊行した「ヴァインランド」。だいぶ脚色されていますが。内容がやや複雑なのでかなり省略すると、黒人と白人のルーツの娘をもつ元移民解放革命家のパットが、ある理由により娘を殺害しようとする白人至上主義者の軍人ロックジョーから娘を守る物語。アンダーソン監督はピンチョンの作品をよく映像化しているので「重力の虹」をなんとか映画化してほしいな。