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『The Boys Of Dungeon Lane』に至るまでの、最近のポールの足跡

PAUL McCARTNEY 『Man On The Run』 MPL/Capitol(2026)

70年代のポールに焦点を当てたドキュメンタリー映画「ポール・マッカートニー:マン・オン・ザ・ラン」の、初期ソロ〜ウイングス曲が並ぶサントラ。“Arrow Through Me”の初出デモやTV特番で披露した“Gotta Sing, Gotta Dance”の初音源化も。

 

RINGO STARR 『Rewind Forward』 UMe/ユニバーサル(2023)

リンゴの作品には定期的に顔を出しているポール。『What’s My Name』(2019年)ではジョンの“Grow Old With Me”カヴァーで共演したが、こちらのEPにはポールが書き下ろして演奏も担当する明朗な“Feeling The Sunlight”を提供していた。

 

PAUL McCARTNEY & WINGS 『One Hand Clapping』 MPL/Capitol/ユニバーサル(2024)

ドキュメンタリー映像作品のために74年8月にアビー・ロード・スタジオで撮影/録音するもお蔵入りしていた素材が公式リリースされた一枚。当時の新5人体制によるビートルズ曲も含めたリハーサル〜スタジオ・ライヴ音源集として興味深い。

 

THE BEATLES 『Anthology 4』 Apple/ユニバーサル(2025)

90年代の3タイトルが好評を得たアーカイヴ・シリーズの第4弾。既発のマテリアルも多く含むことで賛否を招きつつ、未発表だった13曲のアウトテイクはやはり貴重ではあるか。“Free As A Bird”のリミックスやシングル“Now And Then”も収録。

 

GEORGE HARRISON 『Somewhere In England』 Dark Horse/BMG/ユニバーサル(1981)

日本盤が出ないためデカい話題にはならないが、新生ダーク・ホースに移行したジョージのカタログは2025年も着々とリイシューを進行していた。なかではポールとリンゴも参加したジョン追悼曲“All Those Years Ago”収録の本作に改めて注目したい。

 

BEYONCÉ 『COWBOY CARTER』 Parkwood/Columbia(2024)

ビヨンセは〈BLM〉以降に再脚光を浴びたビートルズ曲“Blackbird”を本作でカヴァー。かつて公民権運動にインスパイアされてポールが書いた名曲だが、ここではギター演奏でポール自身が参加し、共同プロデューサーにも名を連ねている。

 

BARBRA STREISAND 『The Secret Of Life: Partners, Volume 2』 Columbia/ソニー(2025)

女帝バーブラによるデュエット企画盤の第2弾。ここで取り上げられたポールのジャズ曲“My Valentine”では彼みずからパートナーを務める格好でセルフ・カヴァー。以前マイケル・ブーブレが同曲を歌った際もポールがプロデュースを手掛けていた。

 

DOLLY PARTON 『Rockstar』 Butterfly/Big Machine(2023)

カントリーの女王が豪華ゲストとロック名曲の数々を取り上げたコラボ・カヴァー集。ポールはビートルズ曲“Let It Be”に招かれ、独特の歌い回しと絡みつつピアノ演奏とバック・ヴォーカルを担っている。ドラムを叩いているのはリンゴだ。

 

THE ROLLING STONES 『Foreign Tongues』 Rolling Stones/ユニバーサル(2026)

アンドリュー・ワットが手掛けたストーンズの新作アルバムにはポールの参加も伝えられている。同じくワット制作の前作『Hackney Diamonds』(2023年)でもポールはベースを演奏していたが、そもそも彼がバンドにワットを紹介したという逸話も。